カラオケや居酒屋トークだけでは物足りない、いつもとは違う盛り上がりを飲み会に取り入れたい——そんなときに試してほしいのがボードゲームです。
お酒を片手にカードを広げるだけで、テーブルが一気に笑いとざわめきに包まれます。お酒や料理が並ぶ場では、広いボードを使うゲームよりも、カード中心で遊べるゲームや、会話・リアクションが生まれやすいゲームのほうが取り入れやすいでしょう。
この記事では、飲み会・宅飲みで特に盛り上がるボードゲームを9本厳選して紹介します。
「大人数で遊びたい」「初対面の人がいる」「とにかく笑えるゲームがいい」など、飲み会の雰囲気に合わせて選べるようにまとめました。
飲み会・宅飲みで盛り上がるボードゲーム9選
今回は、ルールを理解しやすく、自然に会話が生まれやすい9本を選びました。まずは、それぞれの特徴を比較してみましょう。
| ゲーム | 人数 | 時間 | 盛り上がり方 | こんな飲み会におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| れろれろ酒場 | 3〜8人 | 約15分〜 | 言い間違い・笑い | お酒らしい雰囲気を楽しみたい |
| ミッドナイトカクテル | 3〜6人 | 約20分 | 会話・推理 | 落ち着いた宅飲み |
| ゴキブリポーカー | 2〜6人 | 約20分 | 嘘・心理戦 | 仲のよい友人同士 |
| ito | 2〜10人 | 約30分 | 会話・価値観 | 初対面の人がいる飲み会 |
| ワードウルフ | 2〜8人 | 約15〜30分 | 会話・正体隠匿 | 会話を中心に盛り上がりたい |
| タイムボム | 2〜8人 | 約15〜30分 | 騙し合い・推理 | 心理戦を楽しみたい |
| ナンジャモンジャ | 2〜6人 | 約15分 | 記憶・爆笑 | ルールが簡単なゲームがいい |
| チャオチャオ | 2〜4人 | 約30分 | 嘘・駆け引き | 少人数の宅飲み |
| はぁって言うゲーム | 3〜8人 | 約30分 | 演技・笑い | 場が温まってきたとき |
人数が多いなら「ito」や「タイムボム」、ルールの簡単さを優先するなら「ナンジャモンジャ」、仲のよい友人同士で心理戦を楽しむなら「ゴキブリポーカー」や「チャオチャオ」が選びやすいです。
れろれろ酒場|居酒屋メニューをラ行で読み合うカルタゲーム

れろれろ酒場は、居酒屋メニューが書かれた読み札を「ラリルレロ」だけで読み上げ、他のプレイヤーが取り札を取るカルタゲームです。
読み手は「れらられ(枝豆)」のように、すべての音をラ行に変換して読みます。
取り札のメニューに書かれた値段が得点になるため、高い料理を狙って素早く取り合う駆け引きも生まれます。
飲み会との相性がよいのは、居酒屋メニューそのものを題材にしていて、その場の雰囲気になじみやすいからです。
うまく発音できず言葉が崩れたり、同じ言葉でも人によって聞こえ方が違ったりするため、正解を取ること以上に読み上げそのものが笑いにつながります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 3〜8人 |
| プレイ時間 | 約15分以上 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★★ |
ミッドナイトカクテル|暗闇のBARで運命の相手を探す推理ゲーム

ミッドナイトカクテルは、暗闇のBARをテーマに、自分と同じカクテルを持つ相手を推理して乾杯を目指す推理系のボードゲームです。
「自分と同じカクテルを持つ相手と乾杯すると幸運が訪れる」という設定のもと、プレイヤーは交流カードを使いながら情報を集めていきます。
相手のカクテルを確認したり、交換したりといった効果を駆使しながら、会話の中で少しずつ正体を探っていく心理戦が魅力です。
手番では「カードを使う」か「乾杯を申し込む」かを選択し、同じカクテル同士で乾杯できれば得点を獲得できます。最終的に最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。
お酒のボトルのような見た目で、テーブルに置くだけでも飲み会らしい雰囲気があります。
にぎやかに叫ぶタイプではなく、「この人、同じカクテルを持っているかも」と会話しながら探るゲームなので、少し落ち着いた宅飲みに合います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 3〜6人 |
| プレイ時間 | 約20分 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★★ |
ゴキブリポーカー|嘘をつき合う心理戦で大盛り上がり

ゴキブリポーカーは、ゴキブリやネズミなど8種類の嫌われ者カードを相手に押し付け合うカードゲームです。
カードを裏向きで渡しながら「これはゴキブリです」と宣言しますが、本当でも嘘でも構いません。渡された相手は「本当か嘘かを当てる」か「中身を確認せずに別の人に回す」かを選びます。
判定を外した場合、そのカードは自分の前に置かれてしまい、徐々に“嫌われ者”がたまっていきます。
同じ種類のカードを4枚集めてしまったプレイヤーが負けとなるため、いかに相手に押し付けるかが勝負のポイントです。
カードを渡された瞬間の「これは本当?嘘?」という間が楽しく、会話が多い飲み会にも合わせやすいゲームです。
実際に遊ぶと、相手の表情を見すぎて逆に迷ったり、堂々と嘘をつく人がなぜか信じられたりします。仲のよい友人同士ほど読み合いが盛り上がりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 約20分 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★★ |
ito(イト)|価値観のズレが爆笑を生む協力ゲーム

itoは、1〜100の数字が書かれたカードを引き、その数字を直接言わずにお題に沿った言葉で表現しながら、全員で小さい順にカードを出していく協力ゲームです。
たとえばお題が「怖いもの」なら「蜘蛛(30くらい)」「幽霊(70くらい)」などと言葉で表現します。
お酒が入っているとこの「数字のズレ」がより大きくなり、「え、お化け屋敷が50番台!?」「蜘蛛より低いものある!?」という予想外の答えで爆笑が止まりません。
協力ゲームなので失敗しても全員で笑えるのが飲み会向きのポイントです。

勝ち負けよりも会話そのものを楽しみやすく、初対面の人がいる飲み会にも出しやすいゲームです。
実際に遊ぶと、「それってそんなに高い数字なの?」「自分ならもっと低いと思った!」という価値観のズレが自然に笑いになります。
よく知っている友人同士でも意外な感覚の違いが見え、ゲームをきっかけに会話が広がるところも魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜10人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★★ |
ワードウルフ|お題のズレを探る正体隠匿ゲーム

ワードウルフは、全員に似ているけど少し違うお題が配られ、会話の中で「違うお題を持っている少数派(ウルフ)」を見つけるゲームです。
例えば大多数は「犬」、少数派だけ「猫」というお題が配られます。
全員が自分のお題を言わずに会話しながら、誰がウルフかを推理します。
少しずつ質問を重ねるうちに「今の発言、ちょっとおかしくない?」と疑いが生まれ、自然と会話が盛り上がります。

実際に遊ぶと、途中から全員の一言が怪しく聞こえてきます。人狼ほどルールが重くないので、飲み会の流れを止めずに遊びやすいゲームです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜8人 |
| プレイ時間 | 約15〜30分 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★★ |
タイムボム|チームに分かれて騙し合う正体隠匿ゲーム

タイムボムは、「時空警察」と「ボマー団」に分かれて戦う正体隠匿系のカードゲームです。
各プレイヤーは秘密の役割カードを持っており、自分がどちらの陣営かだけを知った状態でゲームが始まります。
場には複数のカードが裏向きで並び、その中には「解除カード」と「爆発カード」が混ざっています。
プレイヤーは順番にカードを1枚選んでめくっていきます。
時空警察の目的は、爆発カードを引かずにすべての解除カードを見つけること。一方のボマー団は、爆発カードを引かせるか、最後まで解除カードをすべて見つけさせなければ勝利となります。
「誰が味方で誰が敵か」がわからない中で進むため、疑心暗鬼のやりとりが自然と生まれるのがこのゲームの魅力です。

正体隠匿系でありながら脱落して待つ時間がなく、最後まで全員で参加しやすいところが飲み会向きです。
実際に遊ぶと、「このカードは安全だから切って!」と必死にアピールする人ほど怪しく見えます。
私はタイムボムが好きで何度も遊んでいますが、遊ぶメンバーによって会話の流れや疑われる人が毎回変わるところもおもしろいです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜8人 |
| プレイ時間 | 約15〜30分 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★☆ |
ナンジャモンジャ|名前を叫び合う爆笑記憶ゲーム

ナンジャモンジャは、謎の生き物が描かれたカードに名前を付け、同じカードが出たら誰よりも早くその名前を叫ぶゲームです。
最初に「これはトゲトゲさん」「これはもずく」などと名前を付けるのですが、後から同じカードが出たとき、その変な名前を真剣に叫ぶことになります。
勢いよく「もずく!!」と大声で叫ぶ状況に、思わず笑いが生まれてしまうでしょう。
ルール説明が短く、ボードゲームに慣れていない人でもすぐ参加しやすいのが魅力です。
変な名前をつけた瞬間から勝ち負けよりも笑いが中心になります。
私も実際に遊んでいますが、一度つけた名前を全員で真剣に思い出そうとしている時間そのものがおもしろく、ゲームに慣れていない人を交えても遊びやすいと感じました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 約15分 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★☆ |
チャオチャオ|嘘のサイコロで騙し合うシンプルゲーム

チャオチャオは、サイコロを振ってコマを橋の上で進めていくすごろく形式のゲームです。
サイコロの出目は振った本人しか見えないため、実際の数字とは違う数を自由に宣言することができます。
他のプレイヤーはその申告を信じるか疑うかを選び、疑われた場合はサイコロを公開します。嘘をついていた場合は宣言したプレイヤーのコマが落ち、逆に本当だった場合は疑った側のコマが落ちてしまいます。
この駆け引きを繰り返しながらコマを進め、いち早く橋を渡り切ることを目指します。
ルールは非常にシンプルで説明も短時間で済むため、心理戦が気軽に楽しめるのが魅力です。
「信じるか、疑うか」が分かりやすく、ゲームを見ている側にも状況が伝わりやすい作品です。
嘘がバレた瞬間にコマが落ちるため、一緒に遊んでいるメンバーからも反応が生まれます。初対面よりは、少し遠慮なくツッコめる友人同士の飲み会に向いていると思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜4人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★☆ |
はぁって言うゲーム|1音の演技力で当て合うパーティーゲーム

はぁって言うゲームは、「はぁ」「なんで」「うん」といった短い言葉や、「ウィンク」「自己紹介」などのお題を、声と表情だけで演じて当て合うパーティーゲームです。
各プレイヤーには同じお題が配られますが、担当するシチュエーション(怒り・感動・とぼけなど)はそれぞれ異なります。
身振り手振りは禁止されており、声と表情だけで違いを表現する必要があります。
順番に1人ずつ演技を行い、他のプレイヤーは「どのシチュエーションを演じているか」を予想して投票します。
全員の演技が終わったら正解発表を行い、正解したプレイヤーと演技者の両方に得点が入ります。
これを繰り返し、最も多く得点を獲得したプレイヤーの勝ちとなります。
シンプルながら演技力と観察力が問われるゲームで、お酒が入ると演技が大胆になり、思わず笑ってしまうシーンが次々と生まれるでしょう。
短い言葉だけで演じるためルールが分かりやすく、見ている側も一緒に参加できます。
最初は少し照れますが、誰かが思い切って演じると場がほぐれやすいゲームです。演技が得意な人だけでなく、うまく伝わらないこと自体も笑いにつながります。
そのため、飲み会が始まってすぐよりも、少し会話が弾んできたタイミングで出すと遊びやすいと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレイ人数 | 3〜8人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 飲み会おすすめ度 | ★★★★★ |
飲み会で遊ぶボードゲームの選び方・楽しむコツ
同じゲームでも、人数や場所によって遊びやすさは変わります。飲み会へ持っていくときは、次のポイントを確認しておくと選びやすいです。
居酒屋・宅飲みの環境に合わせて選ぶ
居酒屋のテーブルは狭いため、広いボードが必要なゲームは向きません。
ゴキブリポーカーやito、れろれろ酒場など、カードのみで遊べるゲームを用意しておくと、どんな場でも遊びやすいです。
宅飲みならテーブルが広く使えるため、チャオチャオなどのコンポーネントが多めのゲームにも挑戦できます。
カードやコマを飲み物の近くに置く場合は、こぼしてしまわないよう少しスペースを空けておくと安心です。
参加人数に合ったゲームを選ぶ
2〜4人程度ならゴキブリポーカーやチャオチャオ、5人以上ならito・タイムボム・はぁって言うゲームなど、参加人数に合わせて選ぶと遊びやすくなります。
大人数の飲み会では、誰かが長時間待つゲームよりも、全員が同時に考えたり会話に参加できたりするゲームがおすすめです。
初対面の人がいるなら会話が生まれるゲームを選ぶ
会社の飲み会や友人同士の集まりなど、まだそれほど親しくない人がいる場合は、itoのように自然と会話が生まれるゲームが向いています。
反対に、嘘をついたり相手を強く疑ったりするゲームは、ある程度気心の知れたメンバーのほうが遊びやすいこともあります。
勝敗よりも全員が参加しやすいルールにする
飲み会では勝敗にこだわりすぎず、全員が最後まで楽しめることを優先するのがおすすめです。
少しアレンジしたい場合は、「負けた人が次のゲームを選ぶ」「お題に一つ答える」など、飲酒を前提としない軽い追加ルールでも十分盛り上がります。
宅飲みをもっと楽しくするお酒・グッズ
ボードゲームと一緒に、宅飲みをさらに充実させるお酒とグッズも紹介します。
毎日の一杯をスマートに「ポンのみ」

宅飲み中にいちいちボトルを持ち上げてお酒を注ぎに行くのが面倒——そんな悩みを解決するのがお酒の電動ディスペンサー「ポンのみ」です。
ボトルに取り付けてボタンを押すだけで、設定した量のお酒が自動で注がれます。
ウイスキー・ワイン・焼酎など約1,000種類のボトルに対応しており、1〜999mlまで注ぐ量を自由に設定できます(家庭用DXモデルの場合)。
ゲーム中に「ちょっと待って、お酒注いでくる」と席を立つことがなくなるのは地味に大きいです。
料理研究家のリュウジさんも愛用しており、宅飲み好きのプレゼントとしても喜ばれる一品です。
本格ウイスキーをおうちで楽しむなら「MALKS(モルクス)」

宅飲みのお供に、いつもよりちょっとこだわったウイスキーを試してみませんか。
MALKSは、マッカランやラフロイグなど世界の有名銘柄をはじめ、MALKS独占輸入のウイスキーや限定ボトルなど幅広く取り揃えるウイスキー・スピリッツ専門店です。
株式会社ベルーナが運営しており、自社倉庫で温度・湿度を管理しながら丁寧に保管されているので品質面も安心です。
ミッドナイトカクテルやれろれろ酒場など、BARをテーマにしたゲームと合わせて楽しむと、おうちがちょっとした大人のBAR空間になります。
MALKSの詳細・購入はこちらからまとめ
飲み会でボードゲームを楽しむポイントは「ルールが短い」「会話が生まれる」「コンパクトで持ち運べる」の3つです。
今回紹介した9本はどれもこの条件を満たした名作ばかりです。
- お酒テーマで盛り上がりたい → れろれろ酒場・ミッドナイトカクテル
- 騙し合いで盛り上がりたい → ゴキブリポーカー・タイムボム・チャオチャオ
- 笑いを重視したい → ito・ナンジャモンジャ・はぁって言うゲーム
- 大人数で遊びたい → タイムボム・ワードウルフ・ito
次の飲み会に1本持ち込んで、いつもと違う盛り上がりを体験してみてください。