「小学生の子どもと一緒に遊べるボードゲームが知りたい」「種類が多すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまう」。そんな声をよく耳にします。

我が家でも数えきれないほど遊んできましたが、選び方のコツさえつかめば、家族みんなで本気になれる一本に必ず出会えます。本記事では、小学生向けボードゲームを低学年向け・知育系・対戦&協力系のジャンル別に10本厳選し、選び方とあわせて紹介します。プレゼント選びの参考にもどうぞ。

小学生の子どもにボードゲームを選ぶ3つのポイント

たくさんの商品から1つを選ぶとき、押さえておきたい軸が3つあります。対象年齢・人数・時間を意識するだけで、失敗がぐっと減りますよ。

対象年齢とルールのわかりやすさで選ぶ

まず確認したいのが、パッケージに書かれた対象年齢です。年齢が合っていないと、ルールが難しすぎて子どもが楽しめないことがあります。

低学年の子なら、説明を一度聞けば遊べるシンプルなゲームが向いています。本格的な戦略ゲームに挑戦するのは、ルールに慣れてからでも遅くありません。まずは「すぐ遊べる手軽さ」を基準にすると安心です。

プレイ人数で選ぶ(家族の人数・お友達と)

誰と遊ぶかも、選ぶうえで欠かせない視点です。親子2人で遊ぶのか、きょうだいやお友達を交えて大人数で遊ぶのかで、向いている商品が変わります。

2〜4人向けのゲームが多い一方、パーティー系には8人前後まで対応するものもあります。お友達が遊びに来る機会が多いご家庭なら、人数の上限が広いタイトルを選んでおくと出番が増えますよ。

プレイ時間で選ぶ(集中力に合わせて)

子どもの集中力には限りがあるので、プレイ時間も大切な基準になります。低学年の子には、10〜15分ほどでサクッと終わるゲームがぴったりです。

1回が短いと「もう1回!」と何度も遊びたくなり、自然と盛り上がります。じっくり考える30分前後の戦略ゲームは、ある程度ルールに慣れてからのほうが楽しめます。

低学年(6〜8歳)から楽しめる人気ボードゲーム

まずは、小学校に上がったばかりの低学年でも夢中になれる3本を紹介します。どれもルールが簡単で、初めての一本にぴったりですよ。

ナンジャモンジャ|名前を叫ぶだけで爆笑できる定番

出典元:楽天市場

初めての一本に迷ったら、ナンジャモンジャをおすすめします。「ナンジャモンジャ族」という頭と手足だけの謎の生物が12種類いて、カードをめくるたびにその場で好きなあだ名をつけていきます。

同じ生物が再び出たら、つけた名前を一番早く叫んだ人がカードを総取り。「もじゃもじゃくん!」と珍名が飛び交ううえ、後半は名前がこんがらがって大混乱になります。覚える楽しさと叫ぶ瞬発力で、低学年デビューにうってつけの定番です。

項目内容
プレイ人数2〜6人
プレイ時間約15分
対象年齢4歳~
難易度★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★★

おばけキャッチ|反射神経で大人も本気になるスピード系

出典元:楽天市場

大人が子どもに本気で負けるのが、おばけキャッチです。テーブルには白いおばけ・赤いイス・緑のビン・青い本・灰色のネズミという5つのコマが並びます。

めくれたカードに「色も形も正しいコマ」が描かれていればそれを取り、なければ「カードに一切出ていない色と形のコマ」を取るのがルール。一瞬迷うと手が止まってしまい、考えすぎる大人より子どものほうが速かったりします。シンプルな見た目に反して頭がパニックになる、家族で白熱必至の一本です。

項目内容
プレイ人数2〜8人
プレイ時間約20〜30分
対象年齢8歳~
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

ドブル|同じ絵柄を探すシンプル反射ゲーム

出典元:楽天市場

持ち運びやすさで出番が多いのが、ドブルです。丸い缶に入った55枚のカードには、それぞれ8つのマークが描かれていて、どの2枚を見比べても必ず1つだけ共通のマークが存在する不思議な作りになっています。

その共通マークを誰よりも早く見つけて声に出す、観察力と反射神経の勝負です。カードの集め方を変えるだけで遊び方が何通りもあり、低学年から大人まで同じ箱で長く遊べます。旅行や外食の待ち時間にもサッと出せるのが嬉しいところです。

項目内容
プレイ人数2〜8人
プレイ時間約15分
対象年齢6歳~
難易度★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

思考力が育つ知育系ボードゲーム

続いては、遊びながら考える力が伸びる知育系を3本。先を読む力やパズル的な発想が自然と鍛えられる、親としても嬉しいラインナップです。

ブロックス|陣地を広げる戦略系の定番

出典元:楽天市場

考える力を伸ばしたいご家庭に、ブロックスがよく合います。プレイヤーは自分の色のピースを順番に置いていき、置けなくなったときに手元に残ったピースが少ない人ほど有利になります。

ピースは「角と角だけを接して置く」というルールがあり、辺で隣り合わせにはできません。盤面を見渡して自分の道を広げつつ、相手の進路をふさぐ駆け引きが熱くなります。空間を読む力が自然と育つので、全国の保育園や学童でも採用される定番です。

項目内容
プレイ人数2〜4人
プレイ時間約20〜30分
対象年齢7歳~
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

ナインタイル|タイルを並べ替えるスピードパズル

出典元:楽天市場

手と頭をフル回転させるなら、ナインタイルがおすすめです。各プレイヤーは両面に違う絵柄が描かれた9枚のタイルを持ち、お題カードに示された並びを目指して、めくったり入れ替えたりしながら一番早く完成させます。

裏返すかどうかの判断も必要で、焦るほど手元がこんがらがるのが面白いところ。テレビのクイズ番組で取り上げられた人気作でもあります。1回が15分ほどと短く、観察力と集中力を使いながら何度も繰り返したくなりますよ。

項目内容
プレイ人数2〜4人
プレイ時間約15分
対象年齢6歳~
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

カタン ジュニア版|本格戦略を子ども向けに

出典元:楽天市場

本格的な戦略ゲームへの入り口に、カタン ジュニアがちょうどいい一本です。世界的な名作「カタン」を、6歳から遊べるように作り直した子ども向け版になります。

プレイヤーは海賊になり、サイコロで手に入れた資源を使って船やキャンプを建て、一番早く7つ建てた人が勝ち。大人向け版にある複雑な交渉は省かれ、足りない資源は場と自由に交換できるので進めやすくなっています。30分ほどで終わり、家族で戦略ゲームの面白さを味わうのに最適です。

項目内容
プレイ人数2〜4人
プレイ時間約30分
対象年齢6歳~
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

家族・お友達と盛り上がる対戦&協力系

最後は、みんなでワイワイ盛り上がれる対戦・協力系を4本。誕生日会やお友達が集まる日に、場を一気に温めてくれるタイトルです。

ito(イト)|価値観のズレで笑える協力型

出典元:楽天市場

会話だけで盛り上がる協力型ボードゲームが、itoです。1〜100の数字カードが1人1枚配られ、その数字を口にせず、お題に沿った言葉で大きさを表現し合います。

お題が「こわいもの」なら、71の人は「バンジージャンプ」のように例え、全員で相談しながら小さい順にカードを並べていきます。人によって感覚が違うため、ズレが見えるたびに大笑い。協力してカードを並べきったときの一体感は格別で、ボードゲームに馴染みのない子もすぐ輪に入れますよ。

項目内容
プレイ人数2〜10人
プレイ時間約30分
対象年齢8歳~
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★★

はぁって言うゲーム|表現力で勝負するパーティー系

出典元:楽天市場

子どもの意外な一面が見られるのが、はぁって言うゲームです。同じ「はぁ」というセリフを、怒りの「はぁ」、感心の「はぁ」などお題に沿って声と表情だけで演じ分け、誰がどれを表現したかを当て合います。

「はぁ」以外にも泣き声や驚きの声などお題は多彩で、全員が同じセリフで一斉に演技する場面は笑いが止まりません。恥ずかしがり屋の子も思いきって演じると一気に主役になれます。読み書きがいらず、演技と推理だけで盛り上がるパーティーの定番です。

項目内容
プレイ人数3〜8人
プレイ時間約15分
対象年齢8歳~
難易度★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

キャプテン・リノ|積み上げるドキドキのバランス系

出典元:楽天市場

手軽にハラハラ感を味わえるのが、キャプテン・リノです。折り曲げた壁カードを立て、その上に屋根カードを乗せる動作を繰り返して、紙のビルをどんどん高く積み上げていきます。

屋根カードには「1回休み」や「逆回り」などの効果があり、サイのヒーロー「リノ」のコマを乗せる指示が出ると重みで倒壊の危機に。崩した人が負けなので、年齢差があっても運次第で子どもが勝てます。5歳から遊べて、小さいきょうだいも一緒に楽しめますよ。

項目内容
プレイ人数2〜5人
プレイ時間約5〜15分
対象年齢5歳~
難易度★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

犯人は踊る|手軽な正体隠匿のカードゲーム

出典元:楽天市場

大人数でサクッと盛り上がるなら、犯人は踊るが鉄板です。配られた手札の中にたった1枚ある「犯人カード」を、探偵カードで言い当てれば勝ち、当てられた犯人は負けというルールになります。

「取り引き」や「情報操作」といったカードで犯人札が手から手へ渡っていくので、さっきまで犯人だった人が急に潔白になります。「アリバイ」を持っていればしらを切れるのも悩ましいところ。10分ほどで終わるテンポの良さで、何度も繰り返したくなる一本です。

項目内容
プレイ人数3〜8人
プレイ時間約10分
対象年齢8歳~
難易度★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

用途・目的別の選び方ガイド

10本を紹介してきましたが、シーンごとに向いているタイプは少しずつ違います。目的別に選ぶときのヒントをまとめました。

誕生日・クリスマスのプレゼントに選ぶなら

贈り物には、箱を開けてすぐ遊べる手軽さを重視すると喜ばれます。ナンジャモンジャやキャプテン・リノは、ルール説明が短くて済むので、もらったその日から盛り上がれます。

長く使ってほしいなら、遊び方が複数あるドブルもおすすめです。受け取った子が家族や友達を巻き込んで遊べるタイプを選ぶと、出番が増えて長く愛用してもらえますよ。

大人数・パーティーで盛り上げたいなら

お友達が集まる日や親戚の集まりには、人数の上限が広いタイトルが活躍します。itoやはぁって言うゲーム、犯人は踊るは、大人数ほど盛り上がる作りです。

会話や演技が中心なので、ボードゲームに慣れていない子もすぐに輪に入れます。年齢がバラバラな集まりでも、みんなが対等に楽しめるパーティー系を1つ持っておくと安心です。

まとめ|タイプ別おすすめ早見

最後に、今回紹介した小学生向けボードゲームをタイプ別に整理します。お子さんやご家庭のスタイルに合う一本を見つける参考にしてください。

  • 初めての一本に:ナンジャモンジャ/キャプテン・リノ
  • 反射神経で盛り上がる:おばけキャッチ/ドブル
  • 考える力を育てたい:ブロックス/ナインタイル/カタン ジュニア
  • 大人数のパーティーに:ito/はぁって言うゲーム/犯人は踊る

どれも実際に家族で遊んで盛り上がった、自信を持っておすすめできるゲームばかりです。まずは1つ、気になったものから手に取ってみてください。きっと、ゲーム機やスマホとは違う家族の笑顔に出会えますよ。