観光を終えてホテルや旅館の部屋に戻ると、夕食までや寝るまでの時間が空くことがあります。テレビやスマホを見るだけでは物足りず、「何をして過ごそう?」と迷うこともあるでしょう。
この記事では、道具なしでできる遊びから、旅行に持っていきやすいボードゲームまで、旅館・ホテルの部屋で楽しめる過ごし方を紹介します。カップルや夫婦、友人同士など、人数に合った遊びを探すときの参考にしてください。
ボードゲーム以外も!旅館・ホテルの部屋でできる定番の遊び
ホテルや旅館の部屋では、カードゲームだけでなく、会話やスマホを使った遊びなども楽しめます。荷物を増やしたくない場合は、道具を使わない過ごし方も候補に入れてみましょう。
トランプ・UNOなど定番カードゲーム
手軽に始めるなら、トランプやUNOが候補になります。ルールを知っているメンバー同士なら説明に時間がかかりにくく、部屋に戻ってからすぐに遊び始められます。
トランプは、大富豪やババ抜き、スピードなど、人数や気分に合わせて遊び方を変えられるのも特徴です。UNOもカードを持っていくだけなので荷物になりにくく、旅行へ持参しやすいでしょう。
道具なしで楽しめる会話・トークゲーム
荷物を増やしたくない場合は、しりとりや連想ゲーム、古今東西など、道具を使わない遊びもあります。部屋でくつろぎながらでも始められるため、特別な準備は必要ありません。
「今日いちばん印象に残った場所は?」など、旅行中の出来事を振り返るだけでも会話のきっかけになります。こうした遊びなら、車や電車での移動中にも楽しめます。
スマホひとつでできる遊び
スマホを使ったクイズやオンラインゲームなども、荷物を増やさずに楽しめる方法の一つです。1台の画面をみんなで見ながら遊べるものなら、会話もしながら進められます。
動画やオンライン対戦を利用する場合は、宿のWi-Fi環境やスマホの通信量も確認しておきましょう。
動画鑑賞や旅の写真を見返してのんびり過ごす
観光で疲れているときは、ゲームをせず部屋でゆっくり過ごすのもよいでしょう。映画やドラマを見たり、その日に撮影した写真を一緒に見返したりする過ごし方もあります。
翌日の予定を軽く確認しておけば、朝の準備もしやすくなります。旅行中だからといって、空いた時間をすべて予定で埋める必要はありません。
ご当地のお菓子・ドリンクを部屋で味わう
ご当地のお菓子や飲み物を部屋で楽しむのも一案です。旅館の売店や旅行先のお店で気になるものを買っておけば、外へ出なくてもその土地ならではの味を楽しめます。
ゲームと一緒に飲食する場合は、カードやボードの近くに飲み物を置かないなど、汚れや水濡れにも注意しましょう。
旅行に持っていくボードゲームの選び方
旅行先で遊ぶボードゲームは、自宅で遊ぶ場合とは少し選び方が変わります。荷物の量や部屋で使えるスペースなども考えながら、次のポイントを確認してみましょう。
箱が小さく、荷物になりにくい
旅行に持参する場合は、まず箱の大きさを確認してください。スーツケースやバッグのスペースは限られるため、小箱やカード主体のゲームを選ぶと荷物を圧迫しにくくなります。
大きな盤や立体物が多いゲームは、旅行では持ち運びにくいことがあります。移動が多い場合ほど、軽くてコンパクトなものを選ぶと負担を抑えられます。
ルール説明が短く、すぐに遊び始められる
観光後など、部屋に戻ってからすぐに遊びたい場面では、ルール説明に時間のかからないゲームが取り入れやすいでしょう。ボードゲームに慣れていない人と遊ぶ場合にも、内容を理解しやすいものを選ぶとスムーズです。
準備に時間がかかるゲームより、カードを配るなど簡単な準備だけで始められるもののほうが、旅先では遊ぶ機会を作りやすくなります。
2人〜少人数でも遊べる
カップルや夫婦など2人旅の場合は、2人から遊べるゲームを選ぶ必要があります。少人数旅行では、必要人数が多いゲームを持っていっても遊べないことがあるため、対象人数は事前に確認しておきましょう。
グループ旅行などで遊ぶ人数が変わる可能性がある場合は、2人から複数人まで対応するゲームも候補になります。
大きな音や声が出にくい
ホテルや旅館では、隣室や上下階への音にも配慮が必要です。大声が出やすいゲームや、テーブルをたたくような遊び方になるものは、時間帯によっては周囲の迷惑になる可能性があります。
夜に遊ぶ場合は、静かにカードを出したり考えたりするゲームのほうが取り入れやすいでしょう。にぎやかになりやすいゲームは、時間帯や声量にも気をつけてください。
細かいパーツが少なく、紛失しにくい
慣れない部屋では、小さな駒やチップを落としても気づきにくいことがあります。カード主体など、パーツが少ないゲームなら、準備や片づけもしやすくなります。
細かい部品があるゲームを持参するときは、袋やケースにまとめておくのも一つの方法です。チェックアウト前には、カードや駒がそろっているか確認しましょう。
旅館・ホテルに持っていきやすいおすすめボードゲーム
ここからは、旅行へ持っていきやすいボードゲームを4つ紹介します。対象人数やプレイ時間も異なるため、一緒に旅行するメンバーに合わせて選んでみてください。
ラブレター(第2版)|約5分で遊べるカードゲーム

ラブレターは、1ゲーム約5分で遊べるカードゲームです。使用するカードやトークンが少なく、2〜5人で遊べます。
手札は基本的に1枚で、山札から引いたカードと手札のどちらを使うかを選びながら進めます。1ゲームが短いため、時間が少し空いたときにも何度か続けて遊びやすいのが特徴です。
2人にも対応しているので、カップルや夫婦の旅行にも取り入れられます。短時間で区切れるゲームを持っていきたい場合に候補となるでしょう。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜5人 |
| プレイ時間 | 約5分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| メーカー | アークライト |
ドブル|共通する絵柄を探す瞬発力カードゲーム

ドブルは、2枚のカードに共通して描かれた絵柄をいち早く見つけるゲームです。内容を視覚的に理解しやすく、2〜8人で遊べます。
カードだけで遊べるうえ、5種類の遊び方が用意されています。対象年齢は6歳以上なので、子どもと一緒の家族旅行にも選択肢に入れられます。
1回のプレイ時間は約15分です。長時間ゲームをする予定はないものの、空いた時間にみんなで遊べるものがほしい場合にも使いやすいでしょう。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜8人 |
| プレイ時間 | 約15分 |
| 対象年齢 | 6歳以上 |
| メーカー | ホビージャパン |
ito|価値観の違いを楽しめる協力型パーティゲーム

itoは、配られた1〜100の数字を直接口にせず、お題に沿った言葉で表現しながら数字の順番をそろえていくゲームです。
同じお題でも数字の捉え方が人によって異なるため、考え方の違いを楽しめます。2〜10人に対応しており、少人数の旅行からグループ旅行まで人数に合わせやすいのも特徴です。
プレイ時間は約30分。カード類が中心なので準備も複雑ではなく、部屋で会話をしながらゲームを楽しみたいときに取り入れやすいでしょう。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜10人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| メーカー | アークライト |
ハゲタカのえじき|数字の出し方を読み合う対戦型カードゲーム

ハゲタカのえじきは、1〜15の数字カードを出しながら、場に出た得点カードを取り合うゲームです。
基本的には大きな数字を出した人が得点を獲得しますが、ほかの人と同じ数字を出すと無効になります。そのため、単純に大きな数字を出すだけではなく、ほかの人が何を出すか予想しながら進める必要があります。
2〜6人で遊べ、プレイ時間は約20分です。カード主体で短時間に区切りやすいため、旅行先にも持っていきやすいゲームの一つです。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 約20分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| メーカー | メビウスゲームズ |
カップル・夫婦でホテルに泊まる夜におすすめのボードゲーム
カップルや夫婦の2人旅なら、2人専用のゲームを持っていくのも選択肢の一つです。ここでは、2人で遊べるゲームを2つ紹介します。
ロストシティ:オリジナル|2人で考えながら進める探検カードゲーム

ロストシティ:オリジナルは、5つの探検先に数字カードを並べながら得点を競う2人専用のカードゲームです。
手番で行うのは、カードを1枚出してから1枚補充することが基本です。ルール自体はシンプルですが、どの探検先へカードを出すかを考えながら進める必要があります。
カード主体でパーツの管理もしやすく、プレイ時間は約30分です。2人で考えながら遊べるゲームを旅行に持っていきたい場合に候補となります。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| メーカー | グループSNE |
ジャイプル|2人で商品を集めて売る交易ゲーム

ジャイプルは、市場から品物カードを集めて売り、より多くの利益を得ることを目指す2人専用ゲームです。
どの品物を集めるか、いつ売るかを考えながら進めるため、相手の動きを見ながら判断する場面もあります。カードとトークンを使いますが、大きな盤を広げるタイプではありません。
プレイ時間は約30分。短時間のカードゲームよりも、2人でじっくり駆け引きを楽しみたい場合に向いています。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 12歳以上 |
| メーカー | ホビージャパン |
ここではおすすめとして2つのゲームを紹介しましたが、ほかの候補も比較したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
友達・グループ旅行で盛り上がるゲーム
友人同士の旅行では、複数人で遊べるパーティゲームも候補になります。ここでは、会話や言葉を使って遊ぶ2作品を紹介します。
はぁって言うゲーム|声と表情でお題を伝えるパーティゲーム

はぁって言うゲームは、「はぁ」などの短い言葉を、指定された感情や状況に合わせて演じ、ほかの人が何を表現しているかを当てるゲームです。
身ぶりを使わず、声と表情を使って表現するのが特徴です。3〜8人で遊べるため、複数人での旅行にも取り入れられます。
声を出して遊ぶゲームなので、ホテルや旅館では時間帯と声量に注意してください。夜遅くまで大声で遊ぶのは避け、周囲の宿泊客に配慮しましょう。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 3〜8人 |
| プレイ時間 | 約15分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| メーカー | 幻冬舎 |
ワードバスケット|しりとりを使ったカードゲーム

ワードバスケットは、場に出た文字から始まり、自分の手札の文字で終わる言葉を考えてカードを出していく、しりとりを使ったゲームです。
順番は決まっておらず、言葉を思いついた人からカードを出していきます。2〜8人まで対応しているため、少人数からグループまで遊ぶ人数を調整しやすいのが特徴です。
言葉を口にしながらテンポよく進むため、盛り上がると声が大きくなることがあります。宿泊先では周囲への音にも注意しながら遊びましょう。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜8人 |
| プレイ時間 | 約10分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| メーカー | メビウスゲームズ |
ほかにも人数の多い場面で遊べるゲームを探したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
旅館・ホテルでゲームを楽しむときのマナーと注意点
ホテルや旅館では、ほかの宿泊客や施設への配慮も必要です。部屋でゲームをするときは、次の点を確認しておきましょう。
音や声のボリュームに気をつける
話し声やカードを置く音などが、隣室や上下階へ響く場合があります。ゲームが盛り上がっても、特に夜間は声量を抑えるようにしましょう。
声を出して遊ぶゲームは早めの時間帯にするなど、遊ぶ時間を調整するのも一つの方法です。
備品やカード・駒の扱いに注意する
テーブルなどの備品を傷つけないように注意しましょう。カードや駒を広げる際は、十分なスペースがある場所を選びます。
畳や絨毯の上では、小さな駒やチップが紛れることもあります。遊び終わったら、パーツがすべてそろっているか確認してください。
飲食物をこぼさないようにする
お菓子や飲み物を用意する場合は、カードやゲームボードから少し離れた場所に置いておくと、水濡れや汚れを防ぎやすくなります。
宿の備品に飲み物などをこぼしてしまった場合は、自分で無理に処理せず、必要に応じてフロントへ相談しましょう。
宿泊施設のルールを確認する
宿泊施設によって、共用スペースを利用できる時間や館内での過ごし方にルールが設けられている場合があります。館内案内などを確認し、その施設のルールに従って遊びましょう。
大人数で一つの部屋に集まる場合は、宿泊人数や部屋の定員にも注意が必要です。
最初からボードゲームで遊べる宿を選ぶ方法
ゲームを旅行へ持っていく以外に、最初からボードゲームを楽しめる宿泊施設を選ぶ方法もあります。施設によっては、ボードゲームの貸し出しや、ゲームを広げて遊べるスペースを用意しています。
自宅からゲームを何個も持っていく必要がないため、荷物を増やしたくない人にも選択肢となるでしょう。
当サイトでは、全国のボードゲームが遊べるホテル・宿泊施設をまとめています。旅行先を決める段階からボードゲームを楽しめる宿を探したい場合は、こちらも参考にしてください。
まとめ|旅館・ホテルでは人数や過ごし方に合ったゲームを選ぼう
旅館やホテルでは、道具を使わない会話遊びから、カードゲームやボードゲームまでさまざまな過ごし方があります。
- 荷物を増やしたくないなら、会話遊びやスマホを使った遊びを選ぶ
- ボードゲームを持参するなら、コンパクトで短時間でも遊べるものを確認する
- カップルや夫婦なら2人対応、グループなら参加人数に合ったゲームを選ぶ
- 声量や宿泊施設のルールなど、周囲への配慮も忘れない
ゲームを持参するのが難しい場合は、館内でボードゲームを楽しめるホテルや旅館を選ぶ方法もあります。旅行の人数や過ごし方に合わせて、自分たちに合う方法を選んでみてください。