「子どもに英語を学ばせたいけれど、ドリルだとすぐ飽きてしまう」——そんな悩みを持つ保護者の方は多いはず。

本記事では、英語が学べるボードゲームを子どもの年齢とレベル別に7本厳選し、選び方のコツまで紹介します。家族で笑いながら、自然と英単語が口から出てくる時間を作りましょう。

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ボードゲームで英語が身につく3つの理由

「遊んでいるだけで本当に英語が身につくの?」と疑問に思う方もいるでしょう。じつはボードゲームには、机上の勉強にはない強みがいくつもあります。まずは英語学習に効く3つの理由を見ていきましょう。

遊びの中で英単語が自然に記憶に残る

ボードゲームの強みは、英単語が「勝つための道具」になる点にあります。覚えなさいと言われた単語より、ゲームに勝ちたくて自分から探した単語のほうが、記憶に残りやすいからです。

たとえばアルファベットを並べて単語を作るゲームでは、点を取るために子どもが必死で頭の中の語彙を引っ張り出します。楽しさと結びついた言葉は忘れにくい。遊びがそのまま定着につながるわけです。

英語への苦手意識・抵抗感が下がる

英語に苦手意識を持つ子ほど、ゲームから入る効果は大きくなります。理由はシンプルで、「勉強」ではなく「遊び」だと感じれば心のハードルが一気に下がるからです。間違えても笑って済むゲームの空気が、失敗を怖がる気持ちをほぐしてくれます。

英語=楽しいという最初の印象づくりに、ボードゲームはぴったりの入り口になってくれるでしょう。

家族や友達と一緒だから続けやすい

続けやすさも、ボードゲームならではの魅力です。ひとりのドリルは孤独ですが、ゲームは家族や友達と囲む時間そのものが楽しみになります。「もう1回やろう」と子どものほうからせがむ場面も珍しくありません。

週末の食卓に1つ置いておくだけで、英語に触れる習慣が無理なく根づいていきます。親子のコミュニケーションが増えるおまけ付きです。

英語が学べるボードゲームの選び方

いざ選ぼうとすると、種類が多くて迷ってしまうもの。失敗を避けるために、押さえておきたい3つの軸を紹介します。

子どもの年齢で選ぶ(対象年齢の目安)

まず確認したいのが対象年齢です。難しすぎるゲームを与えると、子どもは楽しめずに英語ごと嫌いになりかねません。

アルファベットに触れ始めた幼児なら絵と文字で遊べるもの、単語が読めるようになった小学生なら単語づくり系、と発達段階に合わせるのがコツ。対象年齢はあくまで目安なので、お子さんの様子を見て少しやさしめを選ぶと安心です。

英語レベルで選ぶ(アルファベット〜単語〜会話)

年齢と並んで大切なのが、今の英語レベルとの相性です。ステップは大きく分けて、アルファベットに親しむ段階、単語を組み立てる段階、文や指示を読む段階の3つ。文字すら覚えていない子にいきなり英文を読ませると挫折してしまいます。

「少し背伸びすれば届く」くらいの難度を選ぶと、達成感が生まれて長く遊んでもらえますよ。

プレイ人数・時間で選ぶ

意外と見落としがちなのが、プレイ人数と時間です。家族の人数で遊べるか、子どもの集中力が続く長さかを確認しておきましょう。

長時間かかるゲームは盛り上がる一方で、低学年の子には間延びしがち。平日に少しずつ遊ぶなら10〜20分で終わるもの、週末にじっくり遊ぶなら長めのもの、と生活リズムに合わせて選ぶのがおすすめです。

未就学〜小学校低学年向けの英語ボードゲーム

まずは英語デビューにぴったりな、やさしい2本から。文字や絵に親しみながら、英語の第一歩を踏み出せるゲームを集めました。

スクラブル ジュニア|絵と文字で初めての英単語に触れる

出典元:楽天市場

英語デビューの一本に推したいのが、定番スクラブルの子ども版です。理由は、難しいスペルを知らなくても遊べるやさしい設計にあります。

ボードは両面仕様で、表面は絵と単語、裏面は色と数を扱う内容。絵がヒントになるので、はじめての子でも迷わず単語を作れます。アルファベットと触れ合いながら、楽しくスペルの基礎が身につく一本です。

項目内容
プレイ人数2〜4人
プレイ時間商品により異なる(パッケージ表記を確認)
対象年齢6歳〜
難易度★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★★

はじめてのバナナグラム|4歳から遊べる入門クロスワード

出典元:楽天市場

もっと小さいうちから始めたいなら、バナナグラムの入門編がおすすめです。

人気の英語クロスワードを、4歳から遊べるようやさしくした一本となっています。1文字タイル80枚に加え、2文字タイルやミニゲームが付いていて、英語が初めての子でも安心して楽しめます。

バナナ型のケースもかわいらしく、片付けまで遊び感覚。文字に親しむ最初のおもちゃとしてぴったりですよ。

項目内容
プレイ人数1〜4人
プレイ時間商品により異なる(パッケージ表記を確認)
対象年齢4歳〜
難易度★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

小学校高学年〜中学生向けの英語ボードゲーム

単語が読めるようになったら、語彙力をぐっと伸ばせる段階へ。スペルや読解にじっくり挑める3本を紹介します。

スクラブル|英単語とスペルを鍛える定番クロスワード

出典元:楽天市場

本格的に語彙力を鍛えたいなら、世界中で愛される定番スクラブルの出番です。

盤上にアルファベットタイルを並べて英単語を作り、使った文字の点数を競うルールが、自然と語彙とスペルを引き出してくれます。知らない単語を辞書で調べるうち、どんどん語彙が広がっていきます。

日本語訳付きの版もあるので、ルールを理解しやすい点も安心。じっくり頭を使いたい家庭にぴったりの対戦型ボードゲームです。

項目内容
プレイ人数2〜4人
プレイ時間約60分
対象年齢10歳〜(版により異なる)
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★★

バナナグラム クラシック|スピード勝負で単語力を磨く

出典元:楽天市場

テンポよく盛り上がりたいなら、スピード勝負のバナナグラムがおすすめです。

盤を使わず、手元で自由にクロスワードを組み替える独自ルールが、瞬発的な単語力を鍛えてくれる点がおすすめのポイントです。144枚のタイルを使い、いち早く全部並べた人が「BANANAS!」と宣言して勝ち。

スクラブルより手軽で、準備も片付けもバナナ型ケースひとつ。きょうだいでわいわい競い合うのに向いた、対戦型ボードゲームです。

項目内容
プレイ人数1〜8人
プレイ時間商品により異なる(パッケージ表記を確認)
対象年齢7歳〜
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

人生ゲーム 英語版|英語の指示を読みながら遊ぶ

出典元:楽天市場

単語だけでなく英文に触れさせたいなら、英語版の人生ゲーム「THE GAME OF LIFE」が最適です。マスやカードの指示をすべて英語で読みながら進めるので、文章を読む練習になります。

アメリカ発祥の原点版で、ドルでお金をやり取りするうち海外の文化や物価にも触れられる点も魅力です。難しい単語は親がヒントを出してあげれば大丈夫でしょう。家族で楽しみながら英文に親しめる、すごろく形式のボードゲームです!

項目内容
プレイ人数2〜4人
プレイ時間約15〜20分(プレイ環境により異なる)
対象年齢8歳〜
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

大人も一緒に楽しめる本格英語ボードゲーム

子どもが英語に慣れてきたら、家族みんなで本気を出せる骨太な3本へ。大人も夢中になれるゲームをそろえました。

モノポリー 英語版|交渉しながら経済英語に触れる

出典元:楽天市場

本格派の家族におすすめなのが、英語版モノポリーです。不動産を売買して資産を競うゲームで、お金や交渉に関する英語に自然と触れられます。

出典元:楽天市場

カードや地名を英語で読み、プレイヤー同士で取引を持ちかける場面では、生きた英語表現が飛び交います。勝つために頭をフル回転させるうち、経済の仕組みまで学べる一石二鳥の対戦型ボードゲーム。じっくり遊べる週末向けの一本です。

項目内容
プレイ人数2〜8人(版により異なる)
プレイ時間60〜180分(版により異なる)
対象年齢8歳〜
難易度★★★★☆
おすすめ度★★★★☆

ダブル バナナグラム|上級者向けの大ボリューム版

バナナグラムにのめり込んだ家庭には、タイル数を倍にしたダブル版が待っています。288枚のアルファベットタイルで、より大人数・長時間のクロスワード対戦が楽しめます。

たくさんの単語を一気に組み立てる爽快感は、語彙が増えた子ほど病みつきになります。大人が本気で挑んでも歯ごたえ十分。親子で語彙力を競い合う、やり込み派にうってつけの対戦型ボードゲームです。

項目内容
プレイ人数2~16人
プレイ時間商品により異なる(パッケージ表記を確認)
対象年齢7歳以上
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★☆☆

英語ボードゲームをもっと活用するコツ

同じゲームでも、ちょっとした工夫で学習効果はぐんと高まります。

英語のフレーズを声に出して使う

いちばんのおすすめは、ゲーム進行を英語のフレーズで回すことです。

声に出した言葉は耳と口の両方に残り、定着が早まります。「It’s your turn(あなたの番だよ)」「You go first(先攻どうぞ)」など、順番決めや進行の決まり文句を親子で使ってみましょう。

最初はぎこちなくても、毎回くり返すうちに口グセになります。遊びの時間がそのまま英会話の練習に変わりますよ。

レベルに合わせてルールを調整する

もう一つの工夫が、子どものレベルに合わせたルール調整です。市販のルール通りだと難しすぎる場合、無理に守る必要はありません。

たとえば制限時間を延ばす、辞書OKにする、難しい単語は親が手伝う、といった調整で挫折を防げます。慣れてきたら少しずつ難度を上げていけば、長く飽きずに遊べるはず。「楽しい」を最優先に、家庭ごとのルールで気軽に遊んでください。

まとめ|タイプ別おすすめ英語ボードゲーム

最後に、目的別のおすすめを整理しておきます。お子さんの年齢とレベルに合った一本を選ぶのが、長く楽しむいちばんの近道です。

  • 英語デビューの幼児に:はじめてのバナナグラム
  • 文字に親しみ始めた低学年に:スクラブル ジュニア
  • 単語力をしっかり鍛えたい高学年に:スクラブル/バナナグラム クラシック
  • 英文を読む練習に:人生ゲーム 英語版
  • 家族で本格対戦を楽しみたい:モノポリー 英語版/ダブル バナナグラム

英語が学べるボードゲームは、勉強の「やらされ感」を遊びの「やりたい」に変えてくれる頼もしい味方です。まずは1本、お子さんが食いつきそうなものから試してみてください。家族で笑い合う時間が、いつのまにか英語力につながっていきます。