5歳の子に何かボードゲームを買ってあげたいけれど、種類が多すぎて選べない。そんな声をよく耳にします。せっかくなら、ルールが簡単で親子そろって楽しめて、しかも知育につながるものを選びたいですよね。
本記事では、ボードゲーム歴3年の運営者が、5歳の子と遊びやすい作品を9本厳選しました。タイプ別に紹介していくので、お子さんの性格に合う一本がきっと見つかります。
人数・時間・ジャンルで
ぴったりのゲームを探せます!
5歳の子に合うボードゲームの特徴
同じ「子ども向け」でも、3歳と5歳では遊べるゲームがかなり変わります。5歳ならではの選ぶポイントを、3つに整理してお伝えします。
ルールがシンプルで5〜15分で終わる
5歳の子に長すぎるゲームは向きません。集中が続く時間に合わせて、短く区切れるものを選ぶのがコツです。理由は、勝敗が早くつくほど「もう1回!」の気持ちが生まれ、繰り返し遊んでくれるから。
実際、人気の幼児向け作品はプレイ時間10〜15分のものが多くを占めます。短時間で何度も遊べる作品なら、飽きずに長く楽しめますよ。
文字が読めなくても遊べる
文字や数字をまだ読めない子でも遊べることは、5歳のゲーム選びで外せない条件です。色や形、絵柄を手がかりに進められるゲームなら、説明書を読まなくても感覚でルールをつかめます。
たとえばサイコロの色に合わせてコマを取る、同じ絵柄を探すといった作品が代表例。直感で遊べるかどうかを、ひとつの目安にしてみてください。
知育(数・色・記憶・手先)の要素がある
遊びながら学べるのが、ボードゲームの大きな魅力です。数を数える、色を見分ける、絵柄を覚える、コマをそっと積む。こうした動きには、数感覚・観察力・記憶力・手先の器用さを育てる要素が自然と含まれています。
「勉強」と身構えずに力が伸びていくので、親としても嬉しいところ。お子さんに伸ばしてほしい力から逆算して選ぶのもおすすめです。
5歳が夢中になる!スピード・反射神経系のおすすめ
まずは、見て・気づいて・素早く動く、瞬発力系のゲームから。大人より子どものほうが強かったりするので、家族で対等に盛り上がれます。
ナンジャモンジャ|名前を叫ぶだけで盛り上がる記憶ゲーム

はじめての一本に迷ったら、まず候補に挙げたいのがナンジャモンジャです。
謎の生物に好きな名前をつけて、同じカードが出たら誰より早くその名前を叫ぶ、という記憶&反射のカードゲーム。ルールはこれだけなので、5歳の子でも初見で迷わず遊べます。「スパゲッティ太郎」みたいな突拍子もない名前ほど場が沸くので、家族で大笑いしながら遊べますよ。
発想力と記憶力が自然と育つのも嬉しいポイントです。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 約15分 |
| 対象年齢 | 4歳〜 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
虹色のへび|色をつなげるだけの幼児向けカードゲーム

ゲームに勝ち負けで泣いてしまう子には、虹色のへびが向いています。
カードを1枚めくって、同じ色がつながるように置いていくだけのシンプルなドミノ系ゲーム。頭からしっぽまでへびが完成したら、その人がカードをもらえます。
実力差が出ない100%運のゲームなので、5歳の子でも大人と対等に勝てるのが魅力。長くつながったカラフルなへびを見るだけでも楽しく、初めてのカードゲームにぴったりです。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜5人 |
| プレイ時間 | 約15分 |
| 対象年齢 | 4歳〜(販売元により2歳〜表記あり) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
おばけキャッチ ジュニア|色を見分けてコマを取る早取りゲーム
有名な「おばけキャッチ」は対象年齢8歳〜ですが、その導入編にあたる「ジュニア」なら4歳から楽しめます。
めくったカードに体の色が合うお友達コマがいたら、誰より早くつかむ早取りゲーム。色を見分けて素早く反応するだけなので、5歳の子も大人と互角に勝負できます。むしろ瞬発力は子どものほうが上だったりするので、本気で挑んでも子どもが勝てるのが盛り上がる理由。
観察力と反射神経を楽しく鍛えられます。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 約15分 |
| 対象年齢 | 4歳〜 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
考える力が育つ!戦略・パズル系のおすすめ
運だけじゃ物足りなくなってきたら、頭を使うゲームの出番です。5歳でも理解できるシンプルなルールながら、考える楽しさが詰まった作品を集めました。
ゴブレットゴブラーズ|○×ゲームが進化した対戦型ボードゲーム

誰もが遊んだ○×ゲームが、驚くほど奥深くなったのがゴブレットゴブラーズです。
3×3のマスに自分のコマを3つ並べたら勝ちですが、大きいコマで相手の小さいコマにかぶせて隠せるのがミソ。一度置いたコマを動かせるので、一筋縄ではいきません。「下に何が隠れていたか」を覚えておく記憶力も試されます。
ルールは5分で覚えられるのに何度も遊びたくなる、2人対戦型の名作。5歳から大人まで同じ土俵で勝負できます。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2人 |
| プレイ時間 | 約5分 |
| 対象年齢 | 5歳〜(販売元により6歳〜表記あり) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
カタミノ|成長に合わせて長く遊べる木製パズル

長く使える一本を探しているなら、カタミノがおすすめです。
さまざまな形の木製ブロックを組み合わせて、指定されたマス目をぴったり埋める思考型パズル。仕切りの位置を動かせばマスの広さが変わるので、難易度を自由に調整できます。だから3歳の子から大人まで、それぞれのレベルで遊べるのが最大の強み。
5歳のうちは数ピースから始めて、解けるようになったら増やしていけば、何年も付き合える知育玩具になります。空間認識の力もぐんと伸びますよ。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 1〜2人 |
| プレイ時間 | 15分程度 |
| 対象年齢 | 3歳〜 |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
果樹園ゲーム|みんなで力を合わせる協力型ボードゲーム

勝ち負けで揉めるのが心配なご家庭には、果樹園ゲームがぴったりです。
カラスが果樹園に着く前に、全員で協力して果物を収穫しきれば勝ち、という協力型ボードゲーム。サイコロの色と同じ果物を摘んでいくだけなので、ルールはとても簡単です。
プレイヤー同士で競わない「みんな対カラス」の構図だから、負けても全員一緒。誰かだけが悔しい思いをせずに済みます。木製の果物コマは手触りもよく、おままごとにも使える愛らしさですよ。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜8人 |
| プレイ時間 | 約10〜20分 |
| 対象年齢 | 3歳〜(販売元により4歳〜表記あり) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
手先と度胸を使う!バランス・すごろく系のおすすめ
最後は、体を使ってドキドキを味わうタイプ。崩れるかも、追いつかれるかも、というハラハラ感は、子どもが何より大好きな要素です。
キャプテン・リノ|カードを積み上げるバランスゲーム

ドキドキ感を味わいたいなら、キャプテン・リノで決まりです。
折り曲げた壁カードを柱にして、その上に屋根カードを積み上げていくバランスゲーム。手札を先になくした人が勝ちです。ジェンガに似ていますが、カードなので崩れても痛くなく、音も静かなのが小さい子にも安心。タワーが高くなると、ちょっとの鼻息でも揺れるので、みんなで息を止めて見守ることになります。
ルールが超シンプルなので、5歳の子も大人をあっさり負かしてしまいますよ。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜5人 |
| プレイ時間 | 約10〜15分 |
| 対象年齢 | 5歳〜 |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
ねことねずみの大レース|逃げ切りを狙うすごろく系ボードゲーム

運だけでなく少し考える要素もほしいなら、ねことねずみの大レースが良い選択です。
サイコロを振ってネズミを進め、追ってくるネコに捕まる前にチーズを集めるすごろく系ボードゲーム。遠くまで進むほど大きなチーズがもらえますが、ネコも迫ってくるので「ここで逃げ込むか、もう少し粘るか」の駆け引きが生まれます。ネコが近づくたびに子どもは大盛り上がり。
ドイツのキッズゲーム大賞を受賞した名作で、ねずみコマの可愛さも抜群です。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜4人 |
| プレイ時間 | 約20〜30分 |
| 対象年齢 | 4歳〜(販売元により5歳〜表記あり) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
スティッキー|スティックを抜き合うバランスゲーム

手先を使う遊びが好きな子には、スティッキーもおすすめです。
リングでまとめた3色のスティックの束から、サイコロで出た色の棒を、束が倒れないように抜いていくバランスゲーム。最後まで束を支え続けた人が勝ちで、長い棒ほど高得点というルールもあります。どの棒を抜けば崩れないかを考えるうちに、手先の器用さと集中力が自然と育ちます。
崩れる瞬間のスリルがクセになりますよ!
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 1〜4人 |
| プレイ時間 | 約15分 |
| 対象年齢 | 商品により異なる(パッケージ表記を確認) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★☆ |
5歳向けボードゲームの選び方
9本紹介してきましたが、迷ったときの絞り込み方も知っておくと選びやすくなります。3つの軸でお伝えします。
プレイ人数で選ぶ
まず確認したいのが、何人で遊ぶかです。親子2人がメインなら、ゴブレットゴブラーズやカタミノのように少人数向けの作品が向いています。
兄弟や友達も交えてワイワイ遊びたいなら、ナンジャモンジャや果樹園ゲームのように大人数対応のものを。遊ぶシーンを思い浮かべて、人数に合う一本を選ぶと失敗しません。
プレイ時間で選ぶ
遊ぶタイミングに合わせて、プレイ時間で選ぶのもひとつの手です。寝る前のちょっとした時間や、ごはんを待つ合間には、5分で終わるゴブレットゴブラーズが便利。
休日にじっくり遊ぶなら、20〜30分かかるねことねずみの大レースのような作品も楽しめます。生活リズムに合った長さを選ぶと、無理なく続けられますよ。
難易度で選ぶ
お子さんのゲーム経験に合わせて、難易度を選ぶことも大切です。はじめての一本なら、運だけで遊べる虹色のへびや、協力型の果樹園ゲームが安心。
ボードゲームに慣れてきて、考える楽しさを覚えてほしいなら、ゴブレットゴブラーズやカタミノへステップアップを。少しずつ難しいものに移ると、飽きずに成長を楽しめます。
まとめ|タイプ別のおすすめ早見
最後に、9本をタイプ別に整理しておきます。お子さんに合いそうな一本から試してみてください。
- はじめての一本に:虹色のへび、果樹園ゲーム
- 家族でワイワイ盛り上がりたい:ナンジャモンジャ、おばけキャッチ ジュニア
- 考える力を伸ばしたい:ゴブレットゴブラーズ、カタミノ
- ドキドキを味わいたい:キャプテン・リノ、スティッキー
- 少し駆け引きを覚えたい:ねことねずみの大レース
5歳は、運だけのゲームから「考える」「協力する」ゲームへと世界が広がる時期です。お子さんの性格や、遊ぶ人数・時間に合わせて選べば、家族の楽しい時間がきっと増えますよ。気になる一本から、ぜひ手に取ってみてください。