ボードゲームショップを見ていたとき、たまたま目に入ったのが『デックスケープ 実験の時』でした。

当時は謎解きゲームの経験がほとんどなく、デックスケープというシリーズについても予備知識ゼロでした。

それでも「カードだけで脱出ゲームって、どうやって遊ぶんだろう?」と気になり、面白そうだったので遊んでみることにしました。今回プレイしたのは、私・夫・妹夫婦の4人です。

この記事では、『デックスケープ 実験の時』を実際に遊んだ感想をもとに、難易度や所要時間、おすすめ人数、良かったところ・惜しかったところを紹介します。謎の答えや具体的な仕掛けには触れず、ネタバレなしでまとめました。

『デックスケープ 実験の時』とは?60枚のカードで遊ぶ脱出ゲーム

参考:株式会社ジーピーの公式サイト

『デックスケープ』は、カードに書かれた指示やヒントをもとに謎を解きながら進める、コンパクトな脱出ゲームシリーズです。

『実験の時』は日本語版の第1弾で、1〜60まで番号が振られた60枚のカードを使います。基本的には番号順にカードを確認し、表面に出てくる謎を解いたあと、裏面で答えを確認しながら先へ進みます。

大きなゲームボードや大量のコマを準備するタイプではなく、ほぼカードだけで最後まで遊べるのが特徴です。箱を開けてカードの指示を読みながら始められるため、長いルール説明をしてからプレイするボードゲームとはかなり遊び心地が違いました。

『デックスケープ 実験の時』のあらすじ

プレイヤーは、タイム教授が実施する能力テストへ参加します。ところが、教授のミスによって研究室に閉じ込められることに。

暗闇に包まれた研究室から脱出するため、(カードに表示された)さまざまな謎へ挑戦していきます。

途中では選択を迫られる場面もあり、その選択によって物語の展開が変わる仕組みです。

設定としては研究室からの脱出が目的ですが、実際に遊んだ感覚では、ストーリーを追うことよりも目の前の謎を解く楽しさが中心でした。

基本情報

項目 内容
商品名 デックスケープ 実験の時
日本語版メーカー GP(ジーピー)
カード枚数 60枚
プレイ人数 1〜6人
対象年齢 12歳以上
公式プレイ時間 60分
メーカー希望小売価格 1,760円(税込)
今回遊んだ人数 4人
実際にかかった時間 約60分
私が感じた難易度 ★★★☆☆
総合満足度 ★★★★☆
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『デックスケープ 実験の時』を4人で遊んだ感想

遊ぶ前は、「カードだけでどうやって脱出ゲームを表現するんだろう?」と、ゲームのイメージがほとんど湧いていませんでした。

実際に始めてみると、カードを確認するたびに次の指示や謎が出てくるので、自然とゲームが進んでいきます。当時は謎解きゲームにほとんど慣れていなかったものの、進め方そのものはすぐ理解できました!

カードの指示に沿えばすぐ始められる

参考:株式会社ジーピーの公式サイト

デックスケープで特に印象に残っているのが、ゲームを始めるまでの手軽さです。

一般的なボードゲームでは、最初にルールブックを読んだり、遊び方を全員に説明したりする時間が必要になることがあります。

デックスケープはカード自体が進行を案内してくれるので、最初から内容を確認しながらそのままゲームへ入れます。

「まずルールを覚えなきゃ」と構える必要がなく、当時ほぼ謎解き初心者だった私でも入りやすかったです。

4人で1枚のカードを囲みながら考えるのが楽しい

今回は4人で遊んだので、謎が出るたびに自然と相談が始まりました。

目の前のカードをみんなで見ながら、「これってどう考えるんだろう?」「こういうことかな?」と、それぞれが思いついたことを出していく感じです。

誰か1人だけが次々と答えを出す展開にもならず、問題によってひらめく人が変わりました。

特に印象に残っているのが、4人そろってしばらく悩んだ問題です。いろいろな考え方を試しているうちに突然ひらめき、自分で答えまでたどり着けた瞬間はかなり爽快でした。

難易度は★3|初心者でも入りやすく、ひらめきが必要な問題もある

私が感じた難易度は、5段階で★3です。

ゲームの進め方は分かりやすい一方、謎そのものではしっかり頭を使いました。4人で数分間考えても分からず、あれこれ試した問題もありました。

そのぶん、急に答えが見えた瞬間の気持ちよさがあります。答えを確認した際も「そういう考え方だったのか」と納得できることが多く、ひらめき系の謎解きを楽しめました。

間違えた問題は失敗としてカウントして先へ進む

謎の答えが決まったら、カードを裏返して答えを確認します。

答えが違っていた場合は失敗として記録し、正解を確認したうえでゲームを続けます。最後には、謎解きにかかった時間と失敗数をもとに最終スコアが決まる仕組みです。

制限時間そのものは設定されていませんが、時間を計っていることで「できるだけ早く解きたい」という気持ちが自然と出てきました。

分からない問題でゲーム全体が止まるルールではないため、初心者同士でも最後まで進めやすいと思います。

実際のプレイ時間は約60分|1時間半ほど空けておけば安心

公式のプレイ時間は60分で、私たちもほぼ同じくらいで最後まで遊びました。

途中で休憩を挟まず、約1時間そのまま集中してプレイしています。

開始時から時間を計って遊ぶため、ゆっくり考えられるゲームではありつつも、少し急いで解きたくなる感覚がありました。この程よい緊張感も、遊んでいて面白かったところです。

約60分というボリュームにも満足できました。

初めて遊ぶ場合は、準備や終了後の確認まで含めて1時間半ほど予定を空けておけば余裕を持って楽しめると思います。

4人でも楽しめた|個人的なおすすめ人数は3人前後

今回は私・夫・妹・妹の夫の4人で遊びました。

4人でも十分楽しめましたが、人数が増えると1枚のカードを全員で見るときに少し窮屈さが出ます。

向かい側に座っている人はカードを逆向きから見ることもあり、細かい部分までじっくり確認したい問題では少し見づらく感じるかもしれません。

私たちの場合は4人でも大きな支障はなく、みんなで相談しながら楽しく遊べました。

3人くらいなら見やすさと相談のしやすさのバランスがよさそう

実際に4人で遊んだ感覚から選ぶなら、個人的なおすすめ人数は3人前後です。3人ならカードを囲みやすく、それぞれ違った発想も出しやすいと思います。

1〜2人ならカードを自分のペースでじっくり確認しやすく、3〜4人なら相談しながら解く楽しさが増えます。

公式では1〜6人に対応しているので、1人で挑戦することもできます。

私の場合は、みんなで「あれかな?」「これかな?」と考える時間も含めて楽しかったので、複数人で遊ぶほうが好みです。

カード中心だから準備も片付けも簡単

『デックスケープ 実験の時』を遊んで特に便利だと感じたのが、準備の手軽さです。

大きなゲームボードや大量のコマを並べる必要がなく、基本的にはカードを使って進めます。

途中でカードを分けたり広げたりするスペースは使いますが、一般的なテーブルがひとつあれば十分でした。

私たちは念のため、それぞれが使えるメモ帳とボールペンも用意しました。実際に使ったのは少しだけで、メモを大量に取りながら進めるようなゲームではなかったです。

スマートフォンや専用アプリも使わないので、ゲーム本体だけでもかなり身軽に遊べます!

旅行や宿泊先へ持っていくゲームとしても使いやすそう

コンパクトなので、旅行先へ持っていくゲームとしても相性がよさそうです。

夕食が終わったあとに1時間ほど遊びたいときや、ホテル・旅館で夜の時間を過ごしたいときにも取り出しやすいと思います。

大きなボードゲームは荷物になりやすいですが、デックスケープなら持ち運びの負担も抑えられます。自宅だけでなく、旅行中の暇つぶし用として持っていくのも楽しそうです。

良かったところ|4人で悩んだ謎を自分で解けた瞬間が気持ちいい

今回一番印象に残っているのは、やはり謎が解けた瞬間です。

4人で考えてもなかなか答えが見えない問題があり、しばらく全員で頭を悩ませていました。

そこで突然考え方が浮かび、自分で答えまでたどり着けたときはかなりテンションが上がりました。

「そういう考え方か!」と腑に落ちる感覚もあり、ひらめき型の謎解きが好きな人なら楽しみやすいと思います。

カードをめくりながら次の謎へ進めるテンポもよかった

遊ぶ前は「カードだけで約1時間も楽しめるのかな」と思っていました。実際には、謎を解いてカードを進めるたびに次の問題や展開が出てくるため、テンポよく遊べました。

盤面を作り直したり、大量の資料を整理したりする時間もほとんどなく、考えることへ集中できます。カード中心というシンプルな構成だからこそ、すぐ遊び始めて、そのまま約1時間集中できたのだと思います。

惜しかったところ|ストーリーや没入感はやや控えめ

私が少し物足りなく感じたのは、ストーリー面です。

研究室に閉じ込められて脱出を目指すという設定はありますが、プレイ中は物語を深く追うというより、次に出てきた謎を解くことへ意識が向きました。

プレイヤーの最後の決断によって結末が変わるシステムを採用しているので、その点は面白く感じました。

私の評価では、

  • ストーリー:★★☆☆☆
  • 没入感:★★☆☆☆

くらいです。

そのぶん長い文章を読み込む時間は少なく、謎解きへすぐ集中できます。

怖い演出も特に印象に残っておらず、ホラーが苦手な人でも遊びやすいと思います。

基本的には1回遊び切り|遊んだあとも家族や友達へ譲りやすい

謎の答えを知るゲームなので、内容を覚えた状態では初回と同じ楽しみ方は難しくなります。

一方で、私たちが遊んだ際はカードへ書き込んだり、折ったり、切ったりする作業を使いませんでした。遊び終わったあともカードはきれいな状態だったので、そのまま家族や友達へ渡せます。

私は1回遊び切りであること自体は特に気になりませんでした。約60分しっかり集中して楽しめましたし、内容をすべて忘れてもう一度遊べるなら、また挑戦したいと思っています。

メーカー希望小売価格は1,760円(税込)です。

通常のカードゲームと比べれば1回きりという点をどう感じるかは人によりますが、数千円する1回遊び切りの謎解き・ミステリーゲームもあるので、個人的には試しやすい価格だと感じました。

コスパの評価は★★★★☆です。

『デックスケープ 実験の時』がおすすめな人

実際に遊んでみて、特に相性がよさそうなのは次のような人です。

  • 初めて謎解きゲームに挑戦する人
  • 1時間程度で遊べるゲームを探している人
  • 複雑なルールを覚えるのが苦手な人
  • カップルや夫婦で一緒に謎を解きたい人
  • 家族や友達と相談しながら遊びたい人
  • 旅行先へ持っていけるゲームを探している人
  • 1人でじっくり謎解きを楽しみたい人

特に、謎解きゲームに興味はあるものの、いきなり何時間もかかる作品へ挑戦するのは少しハードルが高いと感じている人にはちょうどよいと思います。

高難度やストーリー重視の人には少し軽め

高難度の問題を何時間も考えたい人には、全体のボリュームや難易度が少し軽く感じる可能性があります。

また、登場人物の背景や物語を追う楽しさを重視するなら、SCRAP作品の『御仏の殺人』『ブラックローズ』のような作品のほうが満足しやすいと思います。

デックスケープは、手軽さとテンポのよさを活かして、純粋に謎解きを楽しみたいときに選びやすいゲームです。

『デックスケープ 実験の時』の評価

実際に4人で遊んだ評価をまとめると、次のようになりました。

項目 評価
総合満足度 ★★★★☆
難易度 ★★★☆☆
謎解きの面白さ ★★★☆☆
ストーリー ★★☆☆☆
没入感 ★★☆☆☆
手軽さ ★★★★★
コスパ ★★★★☆
初心者へのおすすめ度 ★★★★★
カップル・夫婦へのおすすめ度 ★★★★★
1人プレイへのおすすめ度 ★★★★☆
謎解き経験者へのおすすめ度 ★★★☆☆

総合満足度は★★★★☆です。

ストーリーや没入感よりも、カードだけですぐ始められる手軽さと、約1時間でしっかり頭を使えるところが印象に残りました。

初めて遊んだ当時は謎解き経験がほとんどありませんでしたが、それでも4人で考えながら最後まで楽しめたので、初めての謎解きゲームとしても選びやすいと思います。

内容をすべて忘れてもう一度遊べるなら、私はまた挑戦したいです。シリーズには別作品もあるため、『実験の時』が楽しめた人は続けてほかのデックスケープを遊んでみるのも楽しそうです。

まとめ|手軽に謎解きを楽しみたい人におすすめ

『デックスケープ 実験の時』は、60枚のカードを使って約1時間楽しめるコンパクトな謎解きゲームです。

私たちは4人で遊び、カードを囲みながら「どう考えたら解けるんだろう」と相談し、休憩を挟まず最後まで楽しめました。

特に印象に残っているのは、4人で悩んでいた問題を突然ひらめいて、自分で答えまでたどり着けた瞬間です。ルールはシンプルでも、謎解きらしい「分かった!」という気持ちよさをしっかり味わえました。

ストーリーや没入感は控えめですが、そのぶんゲームを始めるまでのハードルが低く、謎解きそのものへ集中しやすい作品です。

初めて謎解きゲームに挑戦する人や、1時間程度で気軽に頭を使って遊びたい人は、候補に入れてみてください。

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出典元:楽天市場
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