ボードゲームカフェに行ってみたら、思ったより料金がかさんだり、相席で気まずい思いをしたり……。せっかくの休日が「失敗だったな」で終わると、ちょっと残念ですよね。

この記事では、ボードゲームカフェでありがちな失敗パターンと、お店選びで後悔しないコツをまとめました。そのうえで「カフェ通いに疲れたら、いっそ自宅でゆっくり遊ぶ」という選択肢と、初心者でも盛り上がるおすすめゲームも紹介していきます。

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  1. ボードゲームカフェで「失敗した」と感じる4つのパターン
    1. 料金が思ったより高くついた(フリータイム・チャージの誤算)
    2. 相席卓で気まずい思いをした
    3. 難しすぎる/簡単すぎるゲームを選んでしまった
    4. 予約や混雑で入れなかった・長居しづらかった
  2. カフェ選び・当日で失敗しないためのチェックポイント
    1. 料金システム(時間制・フリータイム・1ドリンク制)を事前に確認する
    2. 初心者歓迎・インスト対応のお店かを口コミで見る
    3. 相席の有無と1人利用OKかを調べておく
  3. 「カフェ疲れ」したなら自宅用ボードゲームという選択肢
  4. 少人数・2人でも盛り上がる定番ボードゲーム
    1. ito(イト)|価値観のズレで笑える協力型ボードゲーム
    2. ナンジャモンジャ|瞬発力で盛り上がる対戦型ボードゲーム
    3. パッチワーク|2人専用の対戦型ボードゲーム
  5. 初心者でもルールを覚えやすいボードゲーム
    1. 犯人は踊る|短時間で遊べる対戦型ボードゲーム
    2. ナナ(NANA)|数当ての対戦型ボードゲーム
    3. ハゲタカのえじき|駆け引きが楽しい対戦型ボードゲーム
  6. じっくり遊びたい人向けの本格ボードゲーム
    1. カタン|交渉と開拓の対戦型ボードゲーム
    2. カルカソンヌ|陣取りの対戦型ボードゲーム
    3. 宝石の煌き(スプレンダー)|拡大再生産の対戦型ボードゲーム
  7. まとめ|カフェも自宅も、自分に合った遊び方を

ボードゲームカフェで「失敗した」と感じる4つのパターン

まずは、実際に多くの人がつまずきやすい失敗の形を見ていきましょう。事前に知っておくだけで、避けられるものがほとんどです。

料金が思ったより高くついた(フリータイム・チャージの誤算)

いちばん多い失敗が、お会計での「えっ、こんなに?」です。ボードゲームカフェの料金は店舗ごとにバラバラで、時間制・フリータイム制・1ドリンク制などに分かれます。時間制で長居すると料金が膨らみますし、別途ドリンク代がかかるお店も少なくありません。

たとえば土日の時間制だと1時間あたり700〜900円程度かかることもあり、3時間遊べば2人で4,000円を超えることもあります。「3時間以上遊びそう」と分かっているなら、最初からフリータイムを選んだほうが割安になるケースが多いんです。

入店前に料金システムだけは必ず確認しておきましょう。

相席卓で気まずい思いをした

もうひとつ見落としがちなのが、相席卓のミスマッチです。知らない人と同じテーブルで遊ぶスタイルのお店もあり、相手との温度差で「楽しいはずが、なんだか疲れた」となることがあります。

実際、常連さんのペースに飲み込まれて、ルール説明もそこそこに置いてけぼり……という体験談もネット上で見かけます。和気あいあいと遊べれば最高ですが、相手は選べません。

気まずさを避けたいなら、相席なしのお店や、グループ単位で卓を借りられるお店を選ぶのが無難です。

難しすぎる/簡単すぎるゲームを選んでしまった

棚にずらりと並んだゲームを前に、選択をミスするのもよくある話です。雰囲気で重量級を選んでルール説明だけで30分、逆に軽すぎてすぐ飽きた、というすれ違いが起こります。

1,000種類以上をそろえた大型店だと、初心者ほど何を選べばいいか迷子になりがちです。困ったら遠慮なくスタッフに「初めてで、30分くらいで遊べる軽めのもの」と希望を伝えてみてください。プロが場の人数や雰囲気に合わせて選んでくれるので、ハズレを引きにくくなります。

予約や混雑で入れなかった・長居しづらかった

意外と痛いのが、入店そのものでつまずくパターンです。土日の人気店は満席になりやすく、ふらっと行って入れずに引き返した、という失敗もあります。

逆に空いていても、後ろに待ち客がいると「長居しづらいな」と気をつかってしまうもの。じっくり腰を据えて遊びたい日ほど、事前予約ができるお店を選んでおくと安心です。週末に行くなら、SNSや公式サイトで予約状況を確認してから出かけるのをおすすめします。

カフェ選び・当日で失敗しないためのチェックポイント

失敗パターンが分かったところで、行く前に押さえておきたい確認ポイントを整理しておきます。

料金システム(時間制・フリータイム・1ドリンク制)を事前に確認する

後悔しないためには、料金の仕組みを先に把握するのが鉄則です。お店によって時間制・フリータイム制・1ドリンク制と方式が違い、同じ滞在時間でも総額が大きく変わります。

「2時間くらいでサッと」なら時間制、「半日じっくり」ならフリータイムが向いています。公式サイトの料金ページで滞在予定時間で総額をざっくり計算してから行けば、会計時の驚きを防げます。

初心者歓迎・インスト対応のお店かを口コミで見る

初めてなら、サポートの手厚いお店を選びましょう。インスト(ルール説明)に慣れたスタッフがいるかどうかで、当日の安心感がまるで違います。

「丁寧に教えてくれた」「初心者でも分かりやすかった」といった口コミがあるお店は、ビギナーへの対応に期待できます。Googleの評価やSNSの投稿を軽くのぞいて、初心者歓迎の雰囲気があるかをチェックしておくと失敗しにくくなります。

相席の有無と1人利用OKかを調べておく

気まずさを避ける鍵は、相席ルールの事前確認です。お店によっては相席が基本のところもあれば、グループ単位で卓を貸し切れるところもあります。

知らない人と遊ぶのが苦手なら相席なしのお店を、逆に出会いを楽しみたいなら相席歓迎のお店を選ぶとよいでしょう。1人で行きたい場合も、おひとりさま歓迎かどうかを公式情報で確かめておくと、当日とまどわずに済みます。

「カフェ疲れ」したなら自宅用ボードゲームという選択肢

ここまで対策を挙げてきましたが、そもそも料金・相席・予約に気をつかい続けるのが面倒、という人も多いはずです。

そんなときは、自宅用にゲームを1つ買ってしまうのが、いちばんの解決策だったりします。

一度買えば時間制限もチャージもなく、好きな相手と何時間でも遊び放題。気まずい相席もなく、予約も移動も不要です最近は2,000円前後で買える名作も多く、カフェ2〜3回分の料金で元が取れてしまうことも。

ここからは、初心者でも盛り上がる自宅用のおすすめを、タイプ別に紹介していきます。

少人数・2人でも盛り上がる定番ボードゲーム

まずは、家族やパートナーと2人でも楽しめる定番から。少人数だと持て余すゲームもある中で、ここで挙げる3本は2〜3人でもしっかり盛り上がります。

ito(イト)|価値観のズレで笑える協力型ボードゲーム

出典元:楽天市場

会話だけで盛り上がりたいなら、itoが鉄板です。1〜100の数字カードを、お題に沿った言葉だけで表現し、小さい順に出していく協力型ボードゲーム。数字は口に出さず「たとえ」で伝えるのがルールです。

たとえばお題が「こわいもの」なら、71のカードは「夜中の心霊スポット」くらい、と表現します。人によって感覚がズレるので、「えっ、それが80!?」と笑いが起きるのが醍醐味。

ルールが直感的で、ボードゲームに馴染みのない人ともすぐ遊べるので、最初の1本として選んで損のない一作です。

項目内容
プレイ人数2~10人
プレイ時間約30分
対象年齢8歳~
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★★

ナンジャモンジャ|瞬発力で盛り上がる対戦型ボードゲーム

出典元:楽天市場

子どもから大人まで一瞬で盛り上がるのが、ナンジャモンジャです。頭と手足だけの謎生物に思いつきで名前をつけ、同じカードが再び出たら、その名前をいち早く叫んで札を獲得する対戦型ボードゲーム。

「もじゃもじゃ太郎」など好き勝手に命名できるのが楽しく、最初は簡単と思いきや、種類が増えると名前が思い出せなくなって大混乱。記憶力と瞬発力の勝負になり、世代を問わず笑えます。対象年齢4歳からと幅広く、親子で遊ぶ最初の1本にもぴったりです。

項目内容
プレイ人数2~6人
プレイ時間約15分
対象年齢4歳~
難易度★☆☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

パッチワーク|2人専用の対戦型ボードゲーム

出典元:楽天市場

2人でじっくり向き合いたいなら、パッチワークがおすすめです。ボタン(お金)と時間をやりくりしながら、布タイルを自分のボードに敷き詰め、より立派なキルトを作る2人専用の対戦型ボードゲーム。

見た目はかわいいのに、中身はしっかり頭を使うパズル&かけひき。テトリスのようにタイルを隙間なく置き、穴があくと減点というルールが悩ましく、終盤は相手の盤面を埋めさせない妨害も決まります。夫婦やカップルでの定番として、リピート率の高い一作です。

項目内容
プレイ人数2人
プレイ時間約30分
対象年齢8歳~
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

初心者でもルールを覚えやすいボードゲーム

続いては、説明が短く済んですぐ遊べる入門向けの3本です。難しい準備は不要で、初めての人を誘うときにも頼りになります。

犯人は踊る|短時間で遊べる対戦型ボードゲーム

出典元:楽天市場

サクッと推理を楽しみたいなら、犯人は踊るが手軽です。たった1枚の「犯人カード」が手札を行き来する中で、その持ち主を当てるカードゲーム。手番では1枚カードを出し、書かれたアクション(手札交換や覗き見など)を行います。

探偵カードで犯人を指摘して勝つもよし、犯人として最後まで逃げ切るもよし。カードが回るたびに犯人が移動するので、終盤のどんでん返しが盛り上がります。ルールは5分でマスターでき、1ゲーム10分程度。人が集まったときの最初の1本に重宝します。

項目内容
プレイ人数3~8人
プレイ時間10~20分
対象年齢8歳~
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

ナナ(NANA)|数当ての対戦型ボードゲーム

出典元:楽天市場

神経衰弱が苦手な人にこそ試してほしいのが、ナナです。

同じ数字のカード3枚をそろえることを目指す、神経衰弱をアレンジした対戦型ボードゲーム。ただし公開できるのは、誰かの手札の「いちばん大きい数字」か「いちばん小さい数字」だけ、という制限があります。

「あの人の最大が8なら、小さい数字を多く持っていそう」と推理できるので、記憶力だけでなく読み合いが効きます。チャレンジ1〜2回でも勝てる逆転要素があり、苦手な人も最後まで楽しめるのが魅力。かわいいイラストとコンパクトな箱で、持ち運びもしやすい一作です。

項目内容
プレイ人数2~5人
プレイ時間約15分
対象年齢6歳~
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

ハゲタカのえじき|駆け引きが楽しい対戦型ボードゲーム

出典元:楽天市場

シンプルで誰とでも盛り上がるのが、ハゲタカのえじきです。全員が1〜15の手札を持ち、場に出る得点カードを狙って一斉に1枚を出す競り系の対戦型ボードゲーム。プラスの得点カードは一番大きい数字を出した人が獲得します。

面白いのは、誰かと数字が被ると獲得権を失う「バッティング」。最強の15を出しても、被れば無効になり、低い数字でこっそり勝つこともあります。「強い数字を出したいけど被りそう」というジレンマが常にあり、何度でも遊びたくなる名作です。なお対象年齢は版によって7〜10歳と表記が異なる場合があるので、購入時にパッケージ表記をご確認ください。

項目内容
プレイ人数2~6人
プレイ時間約15分
対象年齢7歳~(版により異なる)
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★☆

じっくり遊びたい人向けの本格ボードゲーム

最後は、腰を据えて遊びたい人向けの本格派を3本。少しルールは増えますが、その分やり込みがいがあり、カフェで気に入った人が「自宅でも」と手に取る定番です。

カタン|交渉と開拓の対戦型ボードゲーム

出典元:楽天市場

本格ボードゲームの王様といえば、やはりカタンです。

無人島「カタン島」を舞台に、資源を集めて開拓地や道を建て、いち早く10点を取った人が勝つ対戦型ボードゲーム。サイコロで産出される資源を、プレイヤー同士で交換しながら進めます。

カタンの肝は、なんといっても交渉。足りない資源を「麦2枚で石1枚どう?」と取引する駆け引きが盛り上がり、会話そのものが楽しいゲームです。マップが毎回変わるので何度遊んでも新鮮。

基本は3〜4人ですが、公式サイトで2人用ルールも公開されています。世界で3,000万個以上売れた、まさに決定版です。

項目内容
プレイ人数3~4人(2人用ルールあり)
プレイ時間約60分
対象年齢8歳~
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★★

カルカソンヌ|陣取りの対戦型ボードゲーム

出典元:楽天市場

タイルを並べる楽しさにハマるなら、カルカソンヌです。南フランスの要塞都市を舞台に、引いたタイルを道や街がつながるように置いていき、自分のコマ(ミープル)を配置して陣地を競う対戦型ボードゲーム。

みんなで1枚ずつ置いて1つの地図を作り上げる感覚が心地よく、タイルの引き運に一喜一憂しながらも、どこにコマを置くかで実力が出ます。ルールはシンプルなので初心者でもすぐ遊べ、2人でも十分に駆け引きが成立します。

ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した、タイル配置系の入門にうってつけの名作です。

項目内容
プレイ人数2~5人
プレイ時間約30~45分
対象年齢8歳~(版により異なる)
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

宝石の煌き(スプレンダー)|拡大再生産の対戦型ボードゲーム

出典元:楽天市場

中量級への入り口として人気なのが、宝石の煌きです。宝石トークンを集めて発展カードを購入し、そのカードがもたらすボーナスでさらに上のカードを安く買っていく拡大再生産型の対戦型ボードゲーム。先に15点(威信ポイント)に到達したプレイヤーの勝ちです。

序盤の小さな投資が、終盤には「ほぼタダで高得点カードが買える」状態に育っていく爽快感が魅力。ルール説明は10分ほどで終わるのに、何を取るか・相手の何を邪魔するかで悩みは尽きません。

手番でやることが明快なので、初心者の「次の1本」として候補に挙がる傑作です。

項目内容
プレイ人数2~4人
プレイ時間約30分
対象年齢10歳~
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

まとめ|カフェも自宅も、自分に合った遊び方を

ボードゲームカフェの失敗は、料金システムの確認・相席ルールのチェック・予約の3点を押さえれば、ほとんど防げます。そのうえで「気をつかわず、好きなだけ遊びたい」と感じたら、自宅用に1本そろえてみるのがおすすめです。最後に、今回紹介したゲームをタイプ別に整理しておきます。

  • 2人・少人数で遊びたい人:ito/ナンジャモンジャ/パッチワーク
  • 初心者・すぐ遊びたい人:犯人は踊る/ナナ/ハゲタカのえじき
  • じっくり本格的に遊びたい人:カタン/カルカソンヌ/宝石の煌き

カフェでお気に入りを見つけて自宅に迎えるもよし、最初から自宅でじっくり育てるもよし。自分に合った遊び方で、ボードゲームの時間を気持ちよく楽しんでくださいね。