家族みんなで楽しめるボードゲームを探しているけれど、子どもには難しすぎないか、大人も楽しめるか、選び方がわからないという方は多いのではないでしょうか。
ボードゲームは、スマホやゲーム機がなくても家族全員が同じテーブルを囲んで盛り上がれる、数少ない遊びのひとつです。
うまく選べば、小学生の子どもが大人に勝てる場面も生まれ、家族の新しい一面が見えることもあります。
この記事では、実際に家族で遊んでみて「これは絶対おすすめしたい!」と思ったボードゲームを10個紹介します。
年齢層別に分けて紹介しているので、お子さんの年齢に合わせて選んでみてください。
家族で遊ぶボードゲームを選ぶときのコツ
家族でボードゲームを楽しむためには、全員が無理なく参加できるゲーム選びがとても大切です。
子どもには難しすぎる、逆に大人には物足りないというゲームを選んでしまうと、誰かが楽しめない時間になってしまいます。
ここでは失敗しないための3つのポイントを紹介します。
子どもが不利にならない「運の要素あり」を選ぶ
大人と子どもが一緒に遊ぶ場合、純粋な思考力や知識で勝負するゲームだと、どうしても経験や語彙力のある大人が有利になってしまいます。
一方で、サイコロやカードのめくり運が絡むゲームなら、子どもでも大人に勝てるチャンスが十分に生まれます。
「子どもが大人を倒した!」という瞬間は、家族みんなにとって最高の盛り上がりになります。
また、運の要素があることで「次は勝てるかも」とリベンジ意欲も生まれやすく、何度も遊びたくなるという利点もあります。
読み書きが不要なゲームは低年齢でも参加しやすい
文字を読んだり書いたりする必要があるゲームは、就学前の子どもや小学校低学年にはハードルが高くなります。
スピードや反射神経、色や形の認識で勝負するゲームなら、文字の読めない子どもでも対等に参加できます。
たとえば「くるりんパニック」のようなアクション系や、「ナンジャモンジャ」のような絵合わせ系は、文字が読めなくても直感で楽しめる代表的なゲームです。
年齢差を感じさせずに全員がスタートラインに立てるゲームを選ぶと、誰も取り残されることなく盛り上がれます。
1プレイが短いゲームは子どもの集中力に合わせやすい
一般的に子どもは大人に比べて集中力が持続する時間が短く、長時間のゲームでは途中で飽きてしまったり、ルールを忘れてしまうこともあります。
1プレイが15〜20分程度で終わるゲームであれば、集中力が切れる前に勝負がついて「もう一回!」という流れになりやすいです。
また、短時間ゲームは「勝ったからもう1回」「負けたからリベンジ」という繰り返しも生まれやすく、結果的に長く盛り上がれることも多いです。
初めて家族でボードゲームに挑戦するなら、まず1プレイが短いものから始めるのがおすすめです。
【小学生低学年〜】親子で笑えるボードゲーム4選
難しいルールを覚えなくても、体と感覚で楽しめるゲームを集めました。
小さな子どもでも大人と対等に戦えるゲームを4つご紹介します。
くるりんパニック リターンズ|回転するヒコーキからニワトリを守り抜け
くるりんパニック リターンズは、中央に設置した電動のヒコーキが回転しながら各プレイヤーのニワトリコインを狙って飛んでくるアクションゲームです。
各プレイヤーの手前にはニワトリコインが並んでいます。
ヒコーキが自分の方向に向かってきたら、手元のペダルをタイミングよく叩いてヒコーキを跳ね上げ、ニワトリを守ります。
タイミングが遅れると、ヒコーキがニワトリコインをなぎ倒してしまいます。
ニワトリコインをすべて失ったプレイヤーから脱落となり、最後まで守り抜いた人が勝利です。
電動でヒコーキが動くため回転速度にムラがあり、どのタイミングで来るか読めないのがハラハラの源です。
思考力は関係なく反射神経だけが勝負を左右するため、子どもが大人に勝てる場面がたくさん生まれます。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 5分 |
ナンジャモンジャ|名前を付けて叫ぶだけの爆笑記憶力ゲーム
ナンジャモンジャは、不思議な見た目の生き物が描かれたカードに名前をつけていくゲームです。
山札から1枚ずつカードをめくり、初めて登場した生き物には自分で好きな名前を付けます。
付けた名前はその後も使い続けるルールで、以降同じ生き物が出るたびに誰よりも早くその名前を叫んだ人がカードを獲得できます。
全員が同じカードを共有するため、自分が付けた名前も相手が付けた名前も覚えておく必要があります。
最終的にカードを一番多く集めた人が勝ちです。
文字が読めなくても絵で判断できるため、小さな子どもでも参加しやすく、変な名前を叫び合ううちに家族全員が笑いに包まれます。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 15分 |
バーガーバランス|はみ出し注意!横に広がるハラハラバランスゲーム
バーガーバランスは、ケチャップボトルの上にバンズをセットし、サイコロで指定された色の具材を横から差し込んでハンバーガーを作っていくバランスゲームです。
手番ではサイコロを振り、出た色の具材をバンズとバンズの間に横からそっと差し込みます。
具材は積み上げるのではなく横から差し込む形式のため、重さのバランスが崩れると全体が傾いたり崩れたりします。
4枚以上の具材を落としてしまうと脱落となり、最後まで残った人が勝利です。
力加減や置く位置の工夫が必要ですが、ルール自体はとてもシンプルで小さな子どもでもすぐ理解できます。
崩れそうで崩れない緊張感が続く、見ているだけでも楽しいゲームです。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2人〜 |
| プレイ時間 | 15分 |
音速飯店|スピードが命!中華メニューを作るカード早出しバトル
音速飯店は、中華料理のメニュー名を完成させるようにカードを素早く出していくスピードゲームです。
全員に同じ枚数のカードが配られ、「ちゅうも〜ん!」の合図で一斉にスタートします。
カードには中華メニューを構成するひらがなが書かれています。
たとえば場に「ラー」が出ていれば「メン」を重ねて「ラーメン」を完成させます。
自分の番という概念はなく、手札から出せるカードを見つけたら誰よりも早く叩きつけます。
手札を一番早くなくした人がそのラウンドの勝ち抜けとなります。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 15分 |
【小学生高学年〜】家族全員で戦えるボードゲーム3選
少しルールが複雑でも、家族みんなで対等に楽しめるゲームを紹介します。
遊ぶたびに戦略が変わり、何度でも遊びたくなる名作ばかりです。
チャオチャオ|嘘をついて橋を渡りきるブラフゲーム
チャオチャオは、7つのコマを使って吊り橋を渡りきることを目指すブラフゲームです。
各プレイヤーは橋の手前に3つのコマを置いてスタートします。
手番では筒の中でサイコロを振り、出た目を自分だけこっそり確認します。
「5が出ました」などと数字を宣言して、その分だけコマを橋のマスに進めます。
ただし出目が0のときだけは必ず嘘をつかなければならず、別の数字を言わなければなりません。
他のプレイヤーは先着1人だけ「嘘だ!」と指摘できて、嘘がバレた場合は手番プレイヤーのコマが橋から落下してスタートに戻ります。
逆に宣言が本当だった場合は、指摘した側のコマが落とされます。
先に3つのコマをゴールさせた人が勝ちです。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜4人 |
| プレイ時間 | 30分 |
ブロックス|角を繋げて領土を広げる究極の陣取りパズル
ブロックスは、赤・青・黄・緑の4色に分かれたピースをボードに置いていく陣取りゲームです。
各プレイヤーは1マスから5マスまでサイズの異なる21種類のピースをすべて使いきることを目指します。
最初の手番では自分担当の角にピースを置きます。
2手目以降は、自分のピースどうしが「角だけ」で接するように置かなければなりません。
辺が隣り合うと置けないというルールがありますが、相手のピースとは辺で触れても問題ありません。
全員が置けなくなった時点でゲーム終了です。
ボードにおけたピースの数が多いほど高得点となります。
全体を見渡す力と、相手の動きを先読みする観察眼が試される、家族で本気になれる一作です。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜4人 |
| プレイ時間 | 20分 |
ひらがじゃん|文字を組み合わせて言葉を作る麻雀風ゲーム
ひらがじゃんは、ひらがなが書かれた牌(パイ)を使って言葉を作る麻雀風のゲームです。
麻雀のルールを知らなくても遊べるので安心してください。
手番では、中央の山から牌を1枚引き、手持ちの牌と入れ替えたり組み替えたりしながら言葉のセットを作っていきます。
目指すのは「2文字の言葉1組」と「3文字の言葉4組」の合計5組をそろえることです。
たとえば「いぬ」「ねこ」のような2文字と、「さくらんぼ」「てんきよほう」のような3文字の言葉を組み合わせます。
誰よりも早くすべての言葉を完成させた人が勝ちです。
漢字の読み書きができる小学校高学年以上なら家族全員で対等に遊べ、語彙力が試される知的な盛り上がりが楽しめます。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜4人 |
| プレイ時間 | 15分〜 |
【中学生以上〜】少しルールが大人なボードゲーム3選
ルールを理解する力と読み合いの楽しさを存分に味わえるゲームを紹介します。
家族の中でも特にゲーム好きな人と、ガチで楽しみたいときにおすすめの3作品です。
タイムボム|時空警察とボマー団に分かれて戦う正体隠匿ゲーム
タイムボムは、プレイヤーが「時空警察」と「ボマー団」に分かれて戦う正体隠匿ゲームです。
最初に配られる役割カードで自分の陣営がわかりますが、他のプレイヤーのカードは見えません。
各プレイヤーの前に、裏向きで「導線カード」が5枚並べられます。
その中には「解除カード」「爆発カード(ボム)」「空振りカード」が混ざっています。
手番のプレイヤーはニッパーを持ち、他の誰かの導線カードを1枚選んでめくります。
解除カードが出れば爆弾の解除が1つ進みます。
時空警察は全員で力を合わせて、ラウンド内にすべての解除カードをめくり切れば勝利です。
しかし爆発カードをめくった瞬間にゲームオーバーとなり、ボマー団の勝ちになります。
誰が味方で誰が敵かわからない状態で「このカードは安全だよ」と言われても信じていいかどうか迷う心理戦が最大の魅力です。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜8人 |
| プレイ時間 | 30分以内 |
ゴキブリポーカー|嫌われ者を押し付け合うブラフゲームの決定版
ゴキブリポーカーは、ゴキブリ・ネズミ・ハエなど8種類の嫌われ者カードを押し付け合うゲームです。
手番では手札から1枚を裏向きで選んで誰かに差し出し、「これはハエです」などと種類を宣言します。
本当でも嘘でも構いません。
差し出された側は「本当か嘘かを当てる」か「中身を確認して別の人に回す」かを選びます。
宣言通りだったのに「嘘だ」と言った側にカードが置かれ、嘘だったのに見抜けなかった場合は宣言した本人にカードが戻ってきます。
つまり嘘をついてバレたら自分のところにカードが積み上がっていく仕組みです。
同じ種類を4枚集めてしまうか、手札がなくなると負けです。
家族でやると「この子は嘘をつくとき笑う」「お父さんは本当のことを言うとき早口になる」など、普段の生活で気づかなかった癖が発覚するかもしれません。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 20分 |
ito(イト)|価値観のズレが面白すぎる協力カードゲーム
itoは、1〜100の数字が書かれたカードを引き、その数字を直接言わずにお題に沿った言葉で表現する協力ゲームです。
たとえばお題が「動物の強さ」なら、自分の引いた数字の大きさに合わせて「ネコ」「ライオン」「ゴリラ」などと言葉で表現します。
全員が相談しながら数字の小さい順にカードを出していき、正しく並べられれば全員の勝利です。
数字の感覚は人によって大きく違います。
自分が「50くらいかな」と思って言った言葉を、家族が「それは20でしょ!」と言い返すズレの連続が笑いを生みます。
家族でやると、世代や育ってきた環境の違いによる価値観の差がそのままゲームに表れるため、普段の会話では出てこない発見があります。
勝ち負けより会話そのものが盛り上がる、家族向けに特に相性の良いゲームです。
| 項目 | 内容 |
| プレイ人数 | 2〜10人 |
| プレイ時間 | 30分 |
【まとめ】家族の年齢層に合わせて最高の1本を選ぼう!
家族で楽しめるボードゲームは、メンバーの年齢や好みに合わせて選ぶのがポイントです。
今回紹介した10作品をシーン別に整理するとこんな感じです。
- 小学生低学年と遊ぶなら → くるりんパニック・ナンジャモンジャ・バーガーバランス・音速飯店
- 小学生高学年と本気で対戦するなら → チャオチャオ・ブロックス・ひらがじゃん
- 中学生以上でガチに楽しむなら → タイムボム・ゴキブリポーカー・ito
ボードゲームは、勝ち負け以上に「家族で過ごす時間そのもの」を豊かにしてくれます。
スマホを置いて、テーブルを囲んで、今日からぜひ一緒に遊んでみてください。









