神戸へ1泊2日で行くなら、王道な観光だけでなく、夜まで楽しめる旅にしてみませんか。

今回は兵庫出身の私が、三宮から北野異人館や南京町を巡り、夕方から有馬温泉へ向かうモデルコースを紹介します。

宿泊するのは、有馬玩具博物館の中にある「HOTEL ALGO」。温泉を楽しんだあとは、ホテルでボードゲームを囲んで過ごせます。

坂道が多い北野での荷物の預け方や異人館チケットの選び方、南京町のちょっと面白いグルメ、有馬温泉で立ち寄りたいスポットまで、実際の旅行で役立つ情報もまとめました。

神戸・有馬1泊2日のモデルコース

まずは1泊2日の流れをざっくり確認してみましょう。

神戸観光1日目の画像
神戸観光2日目の画像

詳しい時間配分は以下のとおりです。

時間 予定
1日目 11:00 三宮到着・大きな荷物を預ける
11:30 神戸の老舗洋食でランチ
12:45 北野へ移動
13:00 北野異人館を散策
15:00 南京町へ移動
15:30 南京町で食べ歩き
16:30ごろ 三宮へ戻る
17:00前後 バスで有馬温泉へ
18:00ごろ HOTEL ALGOにチェックイン
18:30 有馬温泉街・夕食・外湯
21:00 ホテルでボードゲーム
2日目 9:00 朝食
10:30 チェックアウト・荷物を預ける
11:00 有馬玩具博物館
13:00 有馬温泉街でランチ・散策
15:00ごろ 有馬温泉を出発
16:00前後 三宮へ戻って帰路へ

三宮から有馬温泉へは神姫バスの直行便があり、片道600円です。

予約不要で、ICOCAやSuicaなどの交通系ICカードも利用できます!大きな荷物はバスのトランクへ預けられるため、神戸中心部を観光してから有馬へ移動する今回のコースとも相性がGOOD◎

【1日目】神戸の街歩きから有馬温泉へ

11:00|三宮に着いたら、大きな荷物は先に預けよう

最初に向かう北野異人館は坂道の多いエリアです。

1泊分のキャリーケースを引きながら異人館を巡るのは大変なので、三宮に着いたら駅周辺のコインロッカーなどへ大きな荷物を預けておきましょう。

北野では館と館の間も歩くため、靴も歩きやすさ優先。スニーカーなど、普段から履き慣れているものが向いています。

夕方に三宮へ戻ったときに荷物を回収し、そのまま有馬温泉行きのバスへ乗れば、移動も簡単です♪

11:30|神戸旅行のスタートは老舗洋食で

神戸に来たら、最初に食べたいもののひとつが洋食です。

オムライスやデミグラスソースなら「グリル一平」

「グリル一平 三宮店」は1952年創業。初代から受け継がれるレシピを使い、デミグラスソースは5日かけて仕込まれています。

代表的なオムライスのほか、肉料理やスパゲティなどもあり、神戸らしい老舗洋食を楽しみたいときにぴったりです。

三宮店はJR三ノ宮駅から徒歩約2分で、11時から営業しています。

三宮店では予約を受け付けておらず、入店時に入口の発券機で整理券を受け取ります。待っている人が多い場合は、ラストオーダーより前に発券受付が終了することもあるため、時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。

項目 店舗情報
営業時間 11:00〜15:00(L.O.14:30)/17:00〜20:30(L.O.20:00)
定休日 水曜日
アクセス JR三ノ宮駅 東口から徒歩約2分
住所 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5丁目5-26 サンハイツ三宮1F
予約 不可
席数 32席
公式サイト グリル一平 公式サイト

レトロな雰囲気まで楽しむなら「欧風料理 もん」

もうひとつ紹介したいのが、「欧風料理 もん」。1936年創業の老舗洋食店で、オムライスやビフカツ、クリームコロッケなどを楽しめます。

ぜひ見てほしいのが、店頭にある「美婦貞奇」という文字。一瞬「何て読むの?」と思うかもしれませんが、実はビフテキの当て字です。

店内にも江戸〜明治時代の看板が並び、洋食を食べに来たはずなのに、どこか昔の日本へ入り込んだような独特の雰囲気があります。こういう「写真を撮って、あとで人に話したくなるもの」があるお店も、旅行では面白いところです。

「もん」は11時から20時45分まで通しで営業しているため、少しランチが遅くなった場合にも予定へ組み込みやすいのが便利です。現在確認できる店舗情報では月曜日が定休日となっています。

項目 店舗情報
営業時間 火〜日 11:00〜20:45
定休日 月曜日
アクセス 阪急 神戸三宮駅から徒歩約2〜3分
住所 兵庫県神戸市中央区北長狭通2-12-12
予約 可
席数 170席
食べログ(公式サイトなし) 欧風料理 もん

※営業時間や定休日は変更される場合があるため、旅行前に最新情報をご確認ください。

13:00|北野異人館へ|坂道があるので行きはバスも便利

ランチを食べたら北野へ向かいます。

三宮から歩くこともできますが、北野は坂の上。体力を残したいなら、行きだけシティーループを使い、帰りは坂を下りながら歩くルートも使いやすいです。

異人館は「全部回らなければいけない」と考えなくて大丈夫!今回の旅行では、このあと南京町と有馬温泉にも行くので、興味のある館を選んで回るのがおすすめです。

北野異人館は、神戸港の開港後に外国人たちが暮らした洋館のこと。現在も明治〜大正期の建物が残り、館内見学をしながら、当時の暮らしや異国情緒ある雰囲気を楽しめます。

北野異人館は単館と共通パス、どっちがいい?

うろこグループの異人館は、1館ずつ料金を払って入るほか、複数館をまとめて回れるパスもあります。

チケット 大人料金 対象
北野7館プレミアムパス 3,300円 7館+展望ギャラリー
山の手4館パス 2,200円 4館+展望ギャラリー
北野通り3館パス 1,540円 英国館・洋館長屋・ベンの家
山手八番館 550円 単館
うろこの家&展望ギャラリー 1,100円 単館

料金は2026年10月時点のものです。7館パスには、うろこの家&展望ギャラリー、山手八番館、英国館などが含まれます。最新の料金やラインナップは公式サイトでご確認ください。

異人館を旅行のメインにするなら共通パスが使いやすいですが、このモデルコースなら1〜3館程度を選ぶくらいでも回りやすいです。

個人的に寄ってほしいのは「山手八番館」

個人的に立ち寄ってほしいのが、山手八番館です。

館内にはロダンをはじめとした彫刻や美術品が並んでいますが、ここで有名なのが「サターンの椅子」。座って願い事をすると叶うといわれる椅子です。

ただ建物を見るだけではなく、実際に椅子へ座って願い事をしてみるのも北野ならではの楽しみ方。カップルや友達同士なら「何お願いした?」と聞きたくなりますが、願い事を言ったら叶わなくなりそうな気もするので、そこは秘密にしておくのもよさそうです。

入館料は大人550円なので、「異人館を全部回る時間はないけれど、ちょっと面白いところへ行きたい」というときにもおすすめです。

15:30|南京町では食べ歩き+「13体目」を探してみる

北野から元町方面へ下り、南京町へ向かいます。

ランチを食べたあとでも、南京町へ来ると何か食べたくなるもの。豚まんや焼小籠包などを少しずつシェアして楽しみます。

元祖豚饅頭の「老祥記」

老祥記は1915年創業の老舗の有名店です。中国・天津の「天津包子」を日本人にも親しみやすい味や名称にしようと、「豚饅頭」という名前を生み出したのだとか。

2026年に訪れる人は、営業場所に注意してください。老祥記の創業地の店舗は現在リニューアル工事中で、2026年11月11日に新店舗としてオープン予定です。それまでは、南京町広場向かいの姉妹店・曹家包子館の場所で営業しています。

10月は休まず営業予定ですが、売り切れや変更もあるので、訪問日が決まったら営業情報だけ確認しておくと安心です。

熱々の肉汁がいっぱい詰まっているので、服に飛ばないように注意しながら食べてください!

焼小籠包なら「YUNYUN」

もうひとつ食べ歩きに入れやすいのが、YUNYUNです。

焼小籠包や焼きビーフンなどがあり、南京町で複数のお店を少しずつ楽しみたいときにも選びやすい一軒です。

南京町の十二支、実は12体じゃない

南京町広場には十二支の石像があります。……が、数えると13体あります。

十二支像を中国へ発注した際、「亥(イノシシ)」がうまく伝わらず、代わりにパンダが届いたそうです。そのあとイノシシ像も追加されたため、現在は十二支+パンダの13体になりました。

豚まんを食べたあとに「パンダどこ?」と探してみるだけでも、南京町散策がちょっとゲームっぽくなるかもしれません♪

16:30〜17:00|三宮に戻って有馬温泉へ

南京町を楽しんだら三宮へ戻り、預けていた荷物を回収します。

神姫バス神戸三宮バスターミナルから有馬温泉までは片道600円。予約は不要で、交通系ICカードにも対応しています。

ここからは港町・神戸とは少し雰囲気が変わり、温泉旅行の時間です。

18:00ごろ|今回ご紹介するホテルは「HOTEL ALGO」

出典元:楽天トラベル

今回ご紹介するのは、HOTEL ALGOです。有馬玩具博物館の中にある、1日4室だけのホテルです。

客室は35㎡以上あり、玩具作家が使った道具やデザインスケッチなどを取り入れた「玩具作家の作業テーブル」がコンセプト。金の湯の向かいにあるため、有馬温泉街の散策にも便利です。

有馬温泉駅から有馬玩具博物館までは徒歩約5分、阪急バスターミナルからなら徒歩約2分です。

チェックインしたら荷物を置いて、そのまま温泉街へ出かけられます。

18:30|有馬温泉街を散策して外湯へ

HOTEL ALGOの宿泊者には外湯チケットが付いています。

温泉へ入ったり、夕食を食べたり、お土産を見たりしながら夜の温泉街を楽しみます。観光で一日歩いたあとに、宿のすぐ近くで温泉へ入れるのもうれしいところです。

見かけたら食べたい「賞味期限5秒」の炭酸せんべい

有馬といえば炭酸せんべいですが、少し変わった食べ方もあります。

湯の花堂本舗 太閤通り店で食べられる「元祖なま炭酸せんべい」は、焼型から外した直後の炭酸せんべい。最初はふにゃっと柔らかいのに、時間が経つにつれて、いつものパリパリした炭酸せんべいへ変わっていきます。

柔らかい状態を楽しめるのはわずか5秒ほど。写真を撮ろうとしているうちに5秒が終わりそうなので、まず食べるほうを優先したいところです。

21:00|温泉のあとはホテルでボードゲーム

外湯と夕食を楽しんだら、HOTEL ALGOへ戻ります。

通常の客室にもボードゲームが用意されていて、備え付け以外のゲームへの変更希望にも対応しています。

さらに、ボードゲームをしっかり遊びたいなら、1日1組限定の「itten-gamesコラボ宿泊プラン」があります。このプランでは、itten-gamesの「Funbrickシリーズ」を全種類客室に用意。ジャンボサイズのゲームも遊べます。

HOTEL ALGOで遊べる「バイキングシーソー」

コラボプランでは、「バイキングシーソー」のジャンボ版を客室で遊べます!通常版とはサイズが違うので、すでに遊んだことがある人でもホテルならではの体験ができそうです。

【バイキングシーソー通常盤】

出典元:楽天市場

2人旅なら「ベニスコネクション」も

2026年にはコラボプランの特典に「ベニスコネクション」が追加されました。

2人専用で、運河タイルを置きながらループ完成を狙うゲーム。カップルで泊まる場合にも遊びやすい作品です。HOTEL ALGOで遊べるものは、一般販売されていないitten×playteの特別仕様になっています。

【ベニスコネクションの通常盤】

出典元:楽天市場

遊んで気に入ったゲームを1つ持ち帰れる

itten-gamesコラボ宿泊プランでは、Funbrickシリーズの中から気に入ったゲーム1点と、そのデザインの特製カードを1グループにつき1セット持ち帰れます。

旅行先で遊んだゲームが、そのまま旅行のお土産になるのもこのホテルの面白いところです。

【2日目】有馬玩具博物館と温泉街を楽しむ

2日目10:30|チェックアウト後も荷物を預けて遊べる

朝食を食べたら10時30分ごろチェックアウト。

HOTEL ALGOでは、チェックイン前とチェックアウト後にも荷物を預けられます。大きな荷物はホテルへ置いたまま、身軽に2日目を楽しみます。

11:00|有馬玩具博物館で「遊ぶ」をもう少し

HOTEL ALGOの宿泊者は、チェックイン日とチェックアウト日の両日、有馬玩具博物館へ入館できます。

有馬玩具博物館には世界の玩具や工芸品が4,000点以上あり、見るだけでなく、実際に手に取って遊べるコーナーもあります。

通常の入館料は大人1,000円。営業時間は10:00〜17:00、最終入館16:30です。休館日は月によって設定されているため、旅行日と重なっていないか確認しておきましょう。

HOTEL ALGOへ泊まると、前日の夜はボードゲーム、翌日は世界の玩具と、かなり「遊び」に振った滞在ができます。

13:00|最後は有馬温泉をのんびり歩く

博物館を楽しんだあとは、温泉街でランチ。

前日に食べられなかったものを食べたり、炭酸せんべいをお土産に買ったり、カフェへ寄ったりしながら過ごします。

2日目まで予定をびっしり詰めるより、帰る前に少し余白を残しておくと温泉旅行らしく過ごせます。15時ごろ有馬を出発すれば、夕方には三宮方面へ戻れます。

神戸・有馬1泊2日の持ち物

持ち物 理由
歩き慣れた靴 北野は坂道が多い
小さめのバッグ キャリーケースを預けて観光しやすい
モバイルバッテリー 地図・写真・チケット確認でスマホを使う
交通系ICカード 神戸市内や有馬への移動に便利
折りたたみ傘 北野・南京町・有馬は屋外移動が多い
少し余裕のあるバッグ お土産やコラボプランのボードゲームを持ち帰れる

このモデルコースの面白いところ

今回の旅行プランでは、有名な観光地をただ順番に回るだけではなく、「あとで誰かに話したくなるもの」を途中に入れてみました!

北野では願いが叶うといわれる椅子に座る。南京町では、十二支の中に紛れ込んだパンダを探す。有馬温泉では、5秒で食感が変わる炭酸せんべいを急いで食べる。そして夜は、博物館の中にあるホテルでボードゲームなど…

一つひとつは小さな体験でも、「そういえば南京町にパンダいたよね」「サターンの椅子で何お願いした?」「炭酸せんべい、5秒間に合った?」と、旅行から帰ったあとまで話せる思い出になります。

ぜひ神戸へ来るなら有名スポットの写真を撮るだけでなく、こうしたちょっと変わった楽しみ方まで味わってもらえたらうれしいです。

まとめ|神戸観光の続きは、有馬温泉とボードゲームで

1日目は三宮からスタートし、神戸洋食、北野異人館、南京町を巡ります。

夕方から有馬温泉へ向かい、温泉街を楽しんだあとはHOTEL ALGOへ。夜は温泉に入って終わりではなく、ボードゲームでもうひと遊びできます。

翌日は有馬玩具博物館や温泉街を楽しめるので、1泊2日でも「神戸の街歩き」と「有馬温泉」の両方を味わえるプランです。

カップルや友達と神戸旅行を考えている人は、ぜひ1泊2日の旅程づくりに役立ててみてください!

\ 以下から宿泊プランをチェックできます /

なお、飛行機で北海道へ向かう場合は、宿泊先とあわせて航空券も確認しておくと予定を立てやすくなります。

ぜひ以下から出発地や日程に合う便を比較してみてください!

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